【有馬記念】シュヴァルグランは祐一を背に絶好の動き 悲願のG1タイトルへまい進!

シュヴァルグラン

21日、有馬記念(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

秋初戦のアルゼンチン共和国杯で重賞2勝目を挙げ、続くジャパンCでも並み居るG1馬相手に3着と好走したシュヴァルグラン(牡4、栗東・友道厩舎)は福永祐一騎手を背にCWで最終追い。濃霧のため時計は計測できなかったが、3歳1000万下のリッチーリッチーと併せ、ゴールでは0.3秒先着した。

騎乗した福永騎手は「馬場へ入ってキャンターにおろした感じがすごく良かった。ラスト1Fをビシッと追って先着しました。時計もそうですが、何より身のこなしが良かったですね。いつも調教では目立たないけど、ずっと乗っている馬ですし、いい時の感じはわかっています。春の天皇賞の時もすごく良かったけど、今回の方が更に良い」と追い切りの動きを絶賛。

秋3戦目、気になる状態面だが「秋2走使って体も締まってきていますし、馬体には幅が出ている。良い状態で来ていると思います。どんなレースもできるのがこの馬の強味。コースは問わないですし、一発やれる力も秘めている。あとはレースでいい結果を出せるように乗りたいですね」とレースでの好戦を誓った。右鎖骨骨折からわずか2週間での超スピード復帰で、人馬ともに初のグランプリ制覇へ挑む。

シュヴァルグラン
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