【中山金杯】ツクバアズマオーが渋とい末脚で差し切り重賞初制覇!

ツクバアズマオー

1月5日(木)、1回中山1日目11Rで第66回中山金杯(G3)(芝2000m)が行なわれ、吉田豊騎手騎乗の1番人気・ツクバアズマオー(牡6、美浦・尾形充厩舎)が優勝。勝ちタイムは(良)。

2着には3/4馬身差で6番人気・クラリティスカイ(牡5、美浦・斎藤誠厩舎)、3着には2馬身半差で4番人気・シャイニープリンス(牡7、美浦・栗田博厩舎)が続いて入線した。

各馬揃った綺麗なスタート。押してダノンメジャーが先手を主張するが、トミケンスラーヴァ、マイネグレヴィル、クラリティスカイの3頭も前へ。ドレッドノータス、ストロングタイタンはそれらを見る形での追走。シャイニープリンス、ツクバアズマオーは中団後方からの競馬となった。

向こう正面でマイネルフロストが早めに動いてペースアップ。ツクバアズマオーも中団の外までポジションを上げ、先行集団を射程圏に入れて直線に向く。逃げるダノンメジャーを内目からクラリティスカイが交わし、抜け出しにかかるが、外から一気にツクバアズマオーが伸びてくる。この2頭の競り合いとなったが、坂を上ってもうひと伸びを見せたツクバアズマオーが先頭に立ち、前走に続いての連勝で初の重賞タイトルを手に入れた。

勝ったツクバアズマオーは昨年4月の湾岸Sでオープン入りを果たすと、巴賞、函館記念で3着と好走。オールカマーでは勝ったゴールドアクターに0秒2差迫る3着に入っている。前走のディセンバーSでオープン初勝利を挙げており、連勝で重賞初制覇を飾った。掲示板を外さない堅実な走りを続けているように充実一途といったところで、今後の活躍に期待がかかる。
馬主は荻原昭二氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+東の王様」。

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  • ツクバアズマオー
  • (牡6、美浦・尾形充厩舎)
  • 父:ステイゴールド
  • 母:ニューグランジ
  • 母父:Giant’s Causeway
  • 通算成績:27戦7勝
  • 重賞勝利:
  • 17年中山金杯(G3)

ツクバアズマオー
ツクバアズマオー

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