【シンザン記念】良血アルアイン無キズの3連勝へ 中1週でも活気十分

シンザン記念(G3)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

新馬戦、千両賞と連勝中のアルアイン(牡3、栗東・池江寿厩舎)は助手が騎乗してCWでの調整。半マイルから52.6-終い12.2秒をマークし、3歳の若駒らしからぬ安定感たっぷりの動きを見せた。

兼武調教助手は「前走は2走目で絞れてくると思っていましたが、まだ余裕がある状態でした。それでも最後はいい脚で伸びてくれました。ゲートにも進境が見えたし、狭いところを割ってくる根性もあります」と前走を振り返る。

中1週での参戦となるが「間隔は詰まっているけど馬は元気です。今週もサッとやっただけで十分でしょう。馬体がもう一絞りできていれば、更に反応も良くなるはずです」と陣営のトーンも上々。クラブでの募集価格は1億円で、母ドバイマジェスティは米国でスプリントチャンピオンとなった名牝。世界的な良血馬の走りに期待がかかる。