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【POG】直線早めに抜け出したスカルバンが押し切りデビューV!…中山新馬
2017/1/14(土)
1月14日(土)、1回中山4日目6Rで3歳新馬(芝1600m)が行なわれ、吉田隼人騎手騎乗の1番人気・スカルバン(牡3、美浦・武井厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.4(良)。
2着にはクビ差で7番人気・ゲートウェイアーチ(牡3、美浦・久保田厩舎)、3着には1馬身1/4差で6番人気・レローヴ(牝3、美浦・黒岩厩舎)が続いて入線した。
スカルバンは好スタートを切ると、そのまま2番手を追走。クィーンアリスが逃げるペースを1馬身離れた位置でマークし、持ったままの手応えで4コーナーをカーブする。直線に向いたところで堂々と先頭に立ち、坂を上り切ったところで3馬身ほどにリードが広がり、このまま楽勝かと思われたが、大外から一気にゲートウェイアーチが追い込む。ゴール前でみるみるその差が詰まり、最後は内外やや離れてのゴールとなったが、早めに抜け出したスカルバンがそのまま押し切り1番人気に応えた。
勝ったスカルバンは3代母がバブルカンパニーで、その産駒には96年の天皇賞(秋)を3歳で制したバブルガムフェローがおり、近親に03年の菊花賞を制したザッツザプレンティ、04年の阪神JFを勝利したショウナンパントルがいる。15年北海道セレクションセールにて756万円で落札されている。タイキシャトル産駒は世代4頭目の勝ち上がりとなった。
馬主は株式会社KTレーシング、生産者は新冠町のパカパカファーム。馬名の意味由来は「ドクロ+大きな音を立てる」。
1着 スカルバン(吉田隼騎手)
「能力は感じていましたが、ハミの取り方が極端なところがあります。2番手につけて落ち着いたと思ったら、全くハミを取らなくなりました。4コーナー辺りでまたハミを取ってくれたのでその手応えのまま行かせました。もう少し小出しに脚を使えるようになれば、更に良いと思います」
2着 ゲートウェイアーチ(蛯名騎手)
「よく走っていますし、初戦としては上出来です。使いながら良くなってくると思います」
3着 レローヴ(木幡巧騎手)
「今日は出していきましたし、外枠だった分少しかかってしまいました。その割りに終いも頑張っていますし、能力がありますね」
4着同着 ウィードスピリット(松岡騎手)
「稽古のときから走りそうな感じを受けていました。競馬では口向きの難しさを見せるなど課題もありますが、課題が多いなかで4着にきていますしその辺りが解消してくればやれると思います」
4着同着 サンオースティン(二本柳騎手)
「もう少し上手く外に出せていれば良かったかもしれませんが、バラけてからも良い脚を使っていましたし走りそうな感じがありますね。次もテンションが上がらないように調整できれば良いと思います」
- スカルバン
- (牡3、美浦・武井厩舎)
- 父:タイキシャトル
- 母:オージーカンパニー
- 母父:Catrail
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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