【東海S】連覇懸かるアスカノロマン CWで1週前からの良化見せる

18日、東海S(G2)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

昨年の勝ち馬アスカノロマン(牡6、栗東・川村厩舎)は助手が騎乗してCWでの追い切り。単走で6Fから83.5-66.6-52.9-39.7-13.5秒を馬なりでマーク。先週は7Fから99.1秒-終い16.8秒と止まったが、近走は調教で動かなくなってきた様子で、1週前と比較すればまずまず仕上がってきたと見て良さそうだ。

この馬を管理する川村禎彦調教師は「今年はコンスタントに使っていくことを考えているし、初めてのコースになる東京大賞典はパスしてここに備えてきました。1週前にしっかりと息を作って、今週は闘志をかきたてるような調教。少しズブさを見せていたけど、併せ馬だったら、もっと動いたと思います。去年勝った時と同じパターンの仕上げできていますし、今年も楽しみにしています」とコメント。

昨年はこの東海Sで重賞初制覇を挙げ、続くフェブラリーSでも3着に踏ん張った。昨秋はみやこSで2番人気14着とよもやの大敗もあったが、チャンピオンズCでは地力の高さで0秒1差の3着と好走。悲願のG1タイトル奪取に向けて、良い滑り出しを見せたいところだ。