【ニューイヤーC】転厩初戦ヒガシウィルウィンが人気に応えて差し切りV!

ヒガシウィルウィン

1月18日(水)、浦和競馬場で行われた南関東重賞・第60回ニューイヤーC(S3)(3歳 混合 定量 1着賞金1200万円 ダート1600m)は森泰斗騎手騎乗の1番人気・ヒガシウィルウィン(牡3、船橋・佐藤賢厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:42.3(稍重)。

2着にアタマ差で2番人気・ブラウンレガート(牡3、大井・阪本一厩舎)、3着には3馬身差で3番人気・カンムル(牡3、浦和・小久智厩舎)が入った。

リアルファイトが出遅れるも、その他の各馬は揃ったスタート。スターインパルスが果敢に飛ばし、道中で2~3馬身ほどのリードを取る。人気の一角ブラウンレガートは好位のインコースを追走し、ヒガシウィルウィンとカンムルの2頭は後方からレースを進める。

4コーナーを回ったところで逃げるスターインパルスの脚色が怪しくなり、ブラウンレガートが替わって先頭に立つ。残り100mで押し切り体勢に入るが、外からヒガシウィルウィンが一気に伸びてくる。内外並んでクビの上げ下げとなったが、わずかにヒガシウィルウィンが捕らえたところがゴール板だった。

勝ったヒガシウィルウィンは2歳5月に北海道競馬・門別競馬場でデビュー。3戦目のアタックチャレンジで初勝利を挙げると、10月のサンライズCで重賞初制覇。続く交流重賞の北海道2歳優駿でも2着に入り、地方馬再先着を果たす。川崎の全日本2歳優駿で4着に入り、現在の船橋・佐藤賢二厩舎に転厩。今日は移籍後初のレースとなったが、最後までしっかりとした末脚で伸びて勝利を収めた。なお、勝ったヒガシウィルウィンと2着のブラウンレガートには3月22日に行われる京浜盃への優先出走権が与えられる。
馬主は株式会社MMC、生産者は新ひだか町のグランド牧場。馬名の意味由来は「関東生まれ+勝利」。

【森泰斗騎手のコメント】
「期待が大きい馬なので、初戦から勝つことができてホッとしています。このコースは枠順に左右されるところが大きいので、いかにロスなく回るかを意識して乗りました。的場さんの馬が手応え良く見えたので、3コーナー過ぎから動いて行きましたが、あそこで内に潜り込めたのが勝因だったかと思います。

今年に入ってから重賞で2着が続いていて、先日も川崎で的場さんに負けていたので、最後はバラバラになってちょっと格好悪くなっちゃいましたけど、一生懸命追いました。この枠順から勝つことができたということは大きいですし、春に向けてもう一段階パワーアップして、もっと強い馬になっていって欲しいですね」

  • ヒガシウィルウィン
  • (牡3、船橋・佐藤賢厩舎)
  • 父:サウスヴィグラス
  • 母:プリモタイム
  • 母父:ブライアンズタイム
  • 通算成績:10戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 17年ニューイヤーC(S3)
  • 16年サンライズC(H2)
ヒガシウィルウィン
ヒガシウィルウィン
ヒガシウィルウィン
ヒガシウィルウィン

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