【シルクロードS】ブランボヌール&アースソニック 好配のカギ握る中竹厩舎2騎

25日、シルクロードS(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、ラピスラズリS13着のアースソニック(牡8、栗東・中竹厩舎)は、助手を背に坂路で終い一杯に追われ4F53.0-38.5-24.8-12.6秒をマーク。終い重点とはいえ、その脚色は実に軽快で年齢やデキ落ちは全く感じられない。

中竹和也調教師も「調子は変わりなくきてるね。8歳だけど、まだ若々しいよ。前走はスタートが悪かったのがすべて。あの形になると良くない。ま、そのレースを除けば安定してるし、以前のようなムチャな競馬はしなくなってるから。スタートを決めて流れに乗りたい」と実績十分のコースで巻き返しに燃える。

前走、スプリンターズS11着のブランボヌール(牝4、栗東・中竹厩舎)は、初コンビを組む和田竜二騎手を背に4F51.0-37.4-25.0-12.9秒の自己ベストで登坂。ひと息入れて馬体もフックラと見せており、3つ目の重賞タイトルへ申し分ない仕上がりを見せている。

「放牧の効果で良くなってきたよ。馬体は去年の秋でほぼ完成してたけど、気性面がどっしりとしてきました。前走は馬場もだし、ちょっとスムーズさを欠くところがあった。ハンデは妥当な数字だと思うし、スムーズに走りたいね」と中竹和也調教師は気性面の成長にも手応えを掴んでいる。