【シルクロードS】ダンスディレクター坂路51.6秒「状態が上がっている証拠」

25日、シルクロードS(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、阪神C4着のダンスディレクター(牡7、栗東・笹田厩舎)は、助手を背に坂路へ。古馬500万のカラフルマーメイドを0.5秒追走し、楽な手応えから終いやや強めに追われると、アッという間にパートナーを交わして2馬身先着。自己ベストに0.2秒差と迫る4F51.6-37.6-24.8-12.6秒の好時計を叩き出した。

これには笹田和秀調教師も「久しぶりにこんな時計が出たね。それも。やや強め程度にやったぐらい。これだけ動けるのも状態が上がっている証拠でしょう」とニッコリ。一方で「スタートに不安があるし、この距離は前に残られる可能性はある。去年より0.5キロ重たくなるし、これが末脚にどう影響してくるか。まずはスタートを決めてスムーズに流れに乗りたい」とスタートと斤量には慎重な構えだが、ここ2走は連続4着ながら勝ち馬との差はわずか。3走前のスプリンターズSも15着と大きな着となっているが0.5秒しか負けていない。昨年の覇者が虎視眈々と連覇を狙う。