【きさらぎ賞】サトノアーサー 今週から復帰の川田「相変わらず素晴らしい動き」

サトノアーサー

1日、きさらぎ賞(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

新馬、シクラメンSを2連勝中のサトノアーサー(牡3、栗東・池江寿厩舎)は、今週から復帰する川田将雅騎手を背にCWコースで4F追い。古馬1000万のシルバーポジーを0.7秒追走し、楽な手応えのままインから詰め寄ると、ゴールでは半馬身先着。4F53.8-38.2-11.4秒を計時した。

前2週は古馬のオープン馬を相手に先着を果たし、今週は終い重点の調整で弾けんばかりのフットワークを披露。「順調にきているのが何よりですね。先週にもやっているので、今週はやりすぎないように、我慢するという2点を考えて乗りました。相変わらず素晴らしい動きをしてくれた。集中力もあったし、いい雰囲気ですねと手綱をとった川田騎手もパートナーの具合の良さに目を細める。

昨年の勝ち馬はクラシックでも大活躍した厩舎の先輩で同じオーナーのサトノダイヤモンド。「もちろん、レースも楽しみですが、春にむけていい勉強になるような走りができればいいと思います」と鞍上は控えめに話すが、当然3連勝での通過を目論んでいるはず。素質の違いを見せ付けて西のクラシック候補最右翼へ名乗りを上げたい。