【クイーンC】態勢整ったアドマイヤミヤビ「ひと回り大きくなった」

8日、クイーンカップ(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

2連勝中のアドマイヤミヤビ(牝3、栗東・友道厩舎)は助手が手綱をとって坂路を単走で追い切り。馬なりで4F54.8-39.6-26.0-13.0秒をマークした。
「いい休養ができたようで、馬体もひと回り大きくなったように感じますね。先週までにしっかり乗り込んでいるし、今週は輸送も考慮して坂路で単走で追いました。落ち着きもあるし、いいフットワークで駆け上がってきました。段々と前向きさも出てきたように見えますね」と友道康夫調教師は合格点といった様子。 3カ月ぶりのレースとなるが、この中間は厩舎の看板馬・マカヒキとも併せ馬を行うなど順調に攻め馬を消化。1週前にもCWで好時計を叩き出しており、休み明けの不安を感じさせない。

前走の百日草特別では、のちに京都2歳Sを制したカデナを下すなど、ここまでのキャリアは秀逸。師は「1600mは少し短いかもしれませんが、東京なら直線も長いし対応できると思います。いいレースをしてクラシックへつなげていきたいですね」と課題をあげたが、引く手あまたのルメール騎手が継続騎乗してくるあたり、陣営の評価の高さが窺える。ハイレベルといわれる3歳牝馬勢において、クラシックへ新星誕生をアピールできるのか。注目の一戦だ。