ダートG1・4勝のゴールドアリュールが死去 フェブラリーSには産駒2頭が出走

ゴールドアリュール

2016年の社台スタリオンパレードにて

2003年のフェブラリーSなど現役時代にG1(Jpn1)を4勝、種牡馬としてもエスポワールシチーなどを輩出したゴールドアリュール(牡18)が亡くなったことが明らかとなった。

ゴールドアリュールは2001年11月にデビュー。当初は芝を中心に使われ、日本ダービーでも5着に入ったほど。しかし、ジャパンダートダービーに矛先を向けると、7馬身差の圧勝をみせ、その後は本格的にダート路線へ。3歳ながら暮れの東京大賞典を制すと、4歳初戦のフェブラリーSも快勝してみせた。しかし、同年の帝王賞を1番人気ながら、11着に大敗。その後、喘鳴症が判明し、完治には長期休養を要することから引退の運びとなった。

その後は2004年から北海道勇払郡安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入り。代表産駒にはG1を9勝したエスポワールシチーなどが挙げられるが、日曜フェブラリーS(G1)にはレース3勝目がかかるコパノリッキー、4歳馬ゴールドドリームが出走する。また、3歳オープン特別ヒヤシンスSには、ダートで無傷3連勝中のエピカリスも登場。後継者候補たちによる弔いVが懸かる。

  • ゴールドアリュール(牡18)
  • 父:サンデーサイレンス
  • 母:ニキーヤ
  • 母父:Nureyev
  • 通算成績:16戦8勝
  • 重賞勝利:
  • 03年フェブラリーS(G1)
  • 02年東京大賞典(G1)
  • 02年ダービーグランプリ(G1)
  • 02年ジャパンダートダービー(G1)
  • 03年アンタレスS(G3)