【オーシャンS】スノードラゴン 坂路ラスト11.8秒「闘争心を取り戻すような調整」

スノードラゴン

1日、オーシャンS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、阪神カップ14着のスノードラゴン(牡9、美浦・高木登厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F53.9-38.6-24.9-11.8秒をマークした。

【高木登調教師のコメント】
「ここ2戦が1600、1400と適正条件ではなかったとはいえ、少し負け過ぎの感じがします。馬がダラッとしている感じなので、この中間は併せ馬で馬の闘争心を取り戻すような調整を進めてきています。この馬なりに動いていますし、順調にきています。中山1200は長期休養明けでも好走している実績のある舞台ですし、改めて期待しています」

前走、ニューイヤーS4着のブレイブスマッシュ(牡4、美浦・小笠厩舎)は、横山典弘騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F82.2-67.0-52.6-39.2-13.0秒をマークした。

【小笠倫弘調教師のコメント】
「今日の追い切りの動きも良かったと思いますし、乗り役の感触も良かったようです。これで体もスッキリしてくると思います。体型的にも精神的にも短距離向きになってきていると思いますし、古馬になって重厚感が出てきました。前走もハミを噛むところがあったようですし、1200の流れが良い方に向いてくれればと思っています」

前走、バレンタインS16着のフレイムヘイロー(セ9、美浦・蛯名厩舎)は、西田雄一郎騎手を背に坂路コースで追われ、4F52.6-38.5-25.1-12.6秒をマークした。

【蛯名利弘調教師のコメント】
「今日は坂路で併せましたが、動きは良かったです。馬の気持ちが若いですし、年齢的な衰えは感じません。前走よりも馬の気持ちが乗ってきていますし、体の重さも解消されてきています。中山のように少し軟らかい馬場は合いますし、上手く溜める競馬が出来ればと思っています」