【金鯱賞】ルージュバック豪快に先着「中身の濃い調整をしている」

ルージュバック

大きく先着を果たしたルージュバック(左)

8日、金鯱賞(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、ジャパンC9着のルージュバック(牝5、美浦・大竹厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F50.6-36.4-12.4秒をマークした。

【大竹正博調教師のコメント】
「今日は、休み明けの最終追い切りとしては反応は良かったと思います。この中間はこれまでと出している時計は変わらないですけど、乗り込み量が違いますし中身の濃い調整をしています。放牧先から絞り込んでいくイメージで進めてきて、帰厩後も同じような感じで調整してきています。カイ食いが旺盛とまではいきませんが、落ちずにしっかり食べています。一昨年、去年のこの時期は冬毛が伸びていましたが、今日は冬毛もなく見た目も良いですね。だいぶ古馬らしくなってきたと思います。今回は輸送がどう出るかという点と、ワンターンの東京2000とは違うコース形態の中京2000がどうかという点がカギになると思います」

前走、アメリカJCC4着のルミナスウォリアー(牡6、美浦・和田郎厩舎)は、柴山雄一騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.1-54.4-39.7-13.3秒をマークした。

【柴山雄一騎手のコメント】
「今日は、前の馬を追いかけて最後に併せてほしいという指示でした。以前はハミに頼り過ぎている感じがありましたが、ここ最近はトモに力が付いて体の使い方が上手になってきました。その分同じような時計でも、以前は一杯一杯じゃないと動けなかったのが、今は馬なりで動けています。牧場や厩舎サイドが気を付けて調整してきた効果だと思います。前走と同じような状態で出走できます。左回りは良いイメージですし、中京に対しても良いイメージを持っています。メンバーは揃っていますけど、噛み合わせひとつで重賞に手が届くところにいると思っていますし、ここにきて馬がパワーアップしてきているので一発狙いたいですね」

ルミナスウォリアー