【フィリーズR】レーヌミノル終い弾けて11.4秒「ひとたたきして良くなっている」

レーヌミノル

8日、フィリーズR(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、クイーンC4着のレーヌミノル(牝3、栗東・本田厩舎)は、助手が跨がりCWコースで先行馬2頭を大きく追い掛ける形での併せ馬。ゴーサインが出て直線半ばで僚馬を交わすと、一気に置き去りにしてフィニッシュ。6F85.3-67.6-51.6-37.2-11.4秒を叩き出した。

上がり重点の稽古とはいえ、ラストの1Fは文字通り弾けんばかりのフットワーク。「全体時計を速くしたくなかったから、ラスト100mだけ追うように指示。いい動きだったし、ひとたたきして良くなっているね。前走は初めてスタートから逃げる形に。それに少し追い不足のとこもあったから。マイルまでは距離も大丈夫だが、短くなる分には問題ない。本番へむけていいレースを」と、本田優調教師のトーンも高い。

ここ2走はマイルでひと押しを欠いたが、1400mは昨秋の京王杯2歳Sで牡馬相手に2着。世代トップクラスのスピードに加え、そう簡単には引き下がらない勝負根性も併せ持っている。牝馬相手の7F戦で連勝時の輝きを取り戻したい。