【高松宮記念】大本命不在の春のスプリント王決定戦 その見どころは?

高松宮記念

ゲンのいい舞台でレッドファルクスが秋春スプリントG1連覇を狙う


3月26日(日)、中京競馬場で行われる第47回 高松宮記念(G1)(4歳上 国際 指定 定量 芝1200m)の特別登録馬21頭が発表された。

昨年の覇者ビッグアーサーは体調が整わずに出走を見送り、2着ミッキーアイル、3着アルビアーノは引退。となれば、昨年のスプリンターズSを制したレッドファルクス(牡6、美浦・尾関厩舎)が断然の主役といってもいいだろう。中京コースは昨夏のCBC賞で上がり32.7秒の強烈な決め手を繰り出して勝ったゲンのいいコース。暮れの香港スプリント12着からの仕切り直しには格好の舞台だ。

4歳のシュウジ(牡4、栗東・須貝尚厩舎)はデビューから3連勝で小倉2歳Sを勝つなど、早くから活躍していたスピード馬。前走の阪急杯こそ8着と崩れてしまったが、スプリンターズSではレッドファルクスと0.1秒差の4着と好走しており、王座奪取のシーンがあっても何ら不思議ではない。

G1初挑戦となるメラグラーナ(牝5、栗東・池添学厩舎)はラピスラズリS、オーシャンSと2連勝。昨年夏からグングン力を付けて、近5戦で4勝と勢いは十分。条件戦ながら中京では上がり33.1秒の末脚で差し切ったこともあり、3連勝で頂点に上り詰めることが出来るか。

一昨年の桜花賞馬レッツゴードンキ(牝5、栗東・梅田智厩舎)は前走の京都牝馬Sで桜花賞以来の復活星を挙げた。2度のスプリントG1では結果が出ていないが、昨年のスプリンターズSでは9着ながら0.2秒差まで迫っている。

昨年のスプリンターズS3着馬ソルヴェイグ(牝4、栗東・鮫島厩舎)、前哨戦好走のトーキングドラム(牡7、美浦・斎藤誠厩舎)、セイウンコウセイ(牡4、美浦・上原厩舎)、ナックビーナス(牝4、美浦・杉浦厩舎)らの新興勢力がどんなパフォーマンスを見せてくれるのかも楽しみなところだ。登録馬は以下のとおり。


  • 【優先出走馬】
  • トーキングドラム 57 藤岡康
  • メラグラーナ 55 戸崎

  • 【収得賞金順】
  • レッドファルクス 57 M.デムーロ
  • レッツゴードンキ 55 岩田
  • シュウジ 57 川田
  • スノードラゴン 57 大野
  • フィエロ 57 内田博

  • ナックビーナス 55 石川裕
  • セイウンコウセイ 57 幸
  • レッドアリオン 57 菱田
  • ソルヴェイグ 55 田辺
  • ラインスピリット 57 森一

  • バクシンテイオー 57 A.シュタルケ
  • ワンスインナムーン 55 石橋脩
  • クリスマス 55 藤岡佑
  • トウショウピスト 57 吉田豊
  • ティーハーフ 57 ○○

  • ヒルノデイバロー 57 四位

  • 【以下、除外対象馬】
  • ナガラオリオン 57 ○○
  • ブラヴィッシモ 57 ○○
  • オメガヴェンデッタ 57 ○○

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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