【大阪杯】1週前 キタサンブラック「過去と比較しても今回の方がいい」

キタサンブラック

好時計をマークしたキタサンブラック(内)

23日、大阪杯(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、有馬記念2着のキタサンブラック(牡5、栗東・清水久厩舎)は、黒岩悠騎手をパートナーにCWコースで古馬準オープンのアキトクレッセントを0.9秒追走。わずかに遅れを喫したが、キタサンブラックらしい力強いフットワークで7F78.3-63.3-49.9-37.2-12.1秒の好時計をマークした。

清水久詞調教師も「記念すべき第一回のレースですからね。有馬記念後もそんなに緩めずにやってきました。過去の休養明けと比較しても今回の方がいいと思います。追い切りは1週前なのでしっかりと負荷をかけました。抜け出してからフワっとする面はありましたが、それだけ余裕があった証拠でしょう。デビューからここまで目標としたレースをずっと使って、結果も出してくれている。こんな馬はそうはいないですよ」と愛馬を絶賛。きっちりと大一番に照準を合わせている。

阪神コースでは意外にも未勝利だが、敗れた2走はともにタイム差なしの少差で、昨年のこのレースで先着を許したアンビシャスとは同斤量。G1となった舞台で年度代表馬の貫禄を見せ付けたい。

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