【大阪杯】ダービー馬マカヒキ巻き返しへ「前走より上向いた状態」

マカヒキ

23日(木)、大阪杯(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンで行われた。

昨年のダービー馬マカヒキ(牡4、栗東・友道厩舎)は助手を背にCWコースで追われ、7F94.3-79.3-64.8-50.9-37.5-12.3秒をマーク。500万下の僚馬マイフリヴァと長めの併せ馬で、2秒弱の追走からきっちりと先着を果たした。

大江調教助手は「2週前追いは坂路でやって、今週はコースで。向正面では少し行きたがるところもありましたが、その中でも我慢はきいていました。しっかりと負荷をかけることができたし、1度使ったことで動きはよりスムーズになっています。前走より確実に上向いた状態で出せると思います」と、良化の手応えを掴んでいる。

凱旋門賞以来、帰国初戦ということで注目を集めた前走の京都記念では、R.ムーア騎手とのコンビでまさかの3着という結果に。久々だったことはもちろん、淀みのない展開、緩い馬場に苦しんだ格好で、7歳牝馬スマートレイアーにも先着を許してしまった。ダービー馬の威厳を示したい今回は、C.ルメール騎手との再コンビで巻き返しを狙う。最終追い切りで更に上向くのか、上手く維持できているのか、直前の状態にも注目したい。

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