【大阪杯】年度代表馬キタサンブラック始動「緩めずにやってきた」

キタサンブラック

23日(木)、大阪杯(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンで行われた。

2016年の年度代表馬キタサンブラック(牡5、栗東・清水久厩舎)は黒岩騎手(レースでは武豊騎手)を背にCWコースで追われ、6F78.3-63.3-49.9-37.2-12.1秒をマーク。1600万下の僚馬アキトクレッセントを1秒近く離れて追走スタート、最後はビッシリと追われながらも僅かに遅れたが、毎週併せ馬で追われてきて態勢は整っている。

清水久詞調教師は「記念すべき第1回のレースですからね。有馬記念後もそんなに緩めずにやってきました。過去の休養明けと比較しても今回の方がいいと思います。追い切りは1週前なのでしっかりと負荷をかけました。抜け出してからフワっとする面はありましたが、それだけ余裕があった証拠でしょう。デビューからここまで目標としたレースをずっと使って、結果も出してくれている。こんな馬はそうはいないですよ」と、絶大な信頼を寄せている。

2000mで走るのは昨年の大阪杯以来。当時はアンビシャスに敗れたが、斤量56キロの相手に対して58キロでの結果。その後の活躍は改めて説明するまでもない現役トップレベル。全馬57キロという条件で堂々と結果を残したいところだ。

キタサンブラック
キタサンブラック