【大阪杯】自信漲るキタサンブラック「年度代表馬として恥ずかしくない競馬を」

キタサンブラック

29日、大阪杯(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

追い切り後、キタサンブラック(牡5、栗東・清水久厩舎)を管理する清水久詞調教師の一問一答は以下の通り。

●予定通りの調整で迎える2017年初戦

-:今日は7時にCWで併せ馬で追い切られました。どういった指示でしたでしょうか?

清水久詞調教師:いつも通りですね。前に馬を置いて。その方がしっかり動けるので。終いだけということで、84~5(秒)という指示でしたので、予定通りの時計で終いもいい動きでしたね。

-:納得のデキと見てよろしいでしょうか?

清:そうですね。そう思っていただいて結構です。

-:前走の有馬記念を振り返っていただきたいのですが、いかがだったでしょうか?

清:もちろん悔しかったですけどね。力は出し切ってくれたと思いますし、いい競馬はしたと思います。

-:そこから3カ月間ありましたが、この中間はどうだったのでしょうか?

清:短い期間でしたが放牧に出しまして、リフレッシュは出来ていると思います。

キタサンブラック

-:栗東には3月の初め頃に帰ってきて、そこからどうだったでしょうか?

清:思い描いたとおりの調整で来ています。何も心配はないですね。

-:5歳になって更に成長した部分というのはあるのでしょうか?

清:まだ幅が出て、逞しくなったようには見えますね。

●春の3戦でしっかりと結果を

-:年度代表馬なったこの馬ですが、先生としても向き合い方も変わったと部分はあるのでしょうか?

清:そんな意識はしていないですけども、年度代表馬ですので、恥ずかしい競馬は出来ないというのは念頭に置いていますので、一戦一戦しっかり仕上げていこう思います。

-:その中で、この阪神の2000mという舞台はいかがでしょう?

清:何も心配はしていないです。

-:去年は2着でしたけども、今年は?

清:G1にもなりましたし、いい結果を出したいです。

-:キタサンブラックにとって、ラストイヤーになるかと思いますが、その最初のレースというのはどういうレースにしたいですか?

清:もちろんいいスタートを切りたいです。

キタサンブラック

-:春は3戦を予定されているようですが、それに向けても?

清:3戦はきっちり結果を出したいですし、その3つの内容によって秋も変わってくると思いますので、しっかりと結果を出したいです。

-:G1になって最初の大阪杯にかける意気込みを教えて下さい。

清:満足のいく状態に仕上がりましたので、年度代表馬として恥ずかしくない競馬をしたいですし、ファンの多い馬ですので、元気な姿を見せたいと思っています。