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【桜花賞】テン乗り池添鮮やか レーヌミノルが早め先頭から桜の女王へ!
2017/4/9(日)
4月9日(日)、2回阪神6日目11Rで第77回桜花賞(G1)(芝1600m)が行なわれ、池添謙一騎手騎乗の8番人気・レーヌミノル(牝3、栗東・本田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.5(稍重)。
2着には半馬身差で3番人気・リスグラシュー(牝3、栗東・矢作厩舎)、3着にはクビ差で1番人気・ソウルスターリング(牝3、美浦・藤沢和厩舎)が続いて入線した。
ほぼ揃ったきれいなスタートからベルカプリ、ショーウェイ、ヴゼットジョリーが先手をうかがうところ、大外からカワキタエンカが一気にハナを奪い後続を離した逃げを打つ。縦長の展開となり、レーヌミノルは4番手、ソウルスターリング、リスグラシュー、ミスエルテはその直後で中団は大きな馬群を形成。アドマイヤミヤビは後方2番手を追走するが、向こう正面でM.デムーロ騎手の手綱が激しく動く。
淀みのない流れでカワキタエンカが16頭を引き連れて直線へ。各馬広がった中からレーヌミノルが力強く抜け出して先頭。外から懸命にソウルスターリングが追うがその差がなかなか詰まらない。更に馬群を縫ってリスグラシューも猛追するが、レーヌミノルがリスグラシューを半馬身振り切ってトップでゴール。見事に第77代目の桜の女王となった。
勝ったレーヌミノルは、デビューから2連勝を果たした小倉2歳S以来の勝利。その勝利以降、京王杯2歳S、フィリーズR2着、阪神JF3着など惜しいレースを続けていたが、今回は桜花賞で過去2年連続2着に泣いていた池添騎手にスイッチ。大一番に強い鞍上が持ち味のスピードを存分に生かして2歳女王ソウルスターリング狩りを果たした。
池添騎手は自身のG1初勝利となった2002年のアローキャリー以来15年ぶりの桜花賞勝利。管理する本田優調教師はG1初勝利で、騎手時代にテイエムオーシャンで桜花賞を勝っており、史上4人目となる騎手、調教師双方での桜花賞制覇となった。
馬主は吉岡實氏、生産者は新ひだか町のフジワラフアーム。馬名の意味由来は「女王(仏)+冠名」。
- レーヌミノル
- (牝3、栗東・本田厩舎)
- 父:ダイワメジャー
- 母:ダイワエンジェル
- 母父:タイキシャトル
- 通算成績:7戦3勝
- 重賞勝利:
- 17年桜花賞(G1)
- 16年小倉2歳S(G3)
プレゼンターはレスリングの吉田沙保里さんが務めた
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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