【皐月賞】歴史的勝利を狙う無敗の牝馬ファンディーナ「最高の状態に持っていきたい」

ファンディーナ

5日、皐月賞(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

69年ぶりの牝馬の皐月賞制覇を狙うファンディーナ(牝3、栗東・高野厩舎)は、助手を背に坂路で未勝利馬と併せ馬を行い、一杯に追われてキッチリ先着。4F54.1-39.1-25.1-12.4秒をマークした。

高野友和調教師は「順調ですね。このタイミングで能力を高めるような調教は必要ないし、いい併せ馬ができたと思います」と、状態面を最優先した調整を進めてきた。

前走のフラワーCもノーステッキで2着に5馬身差と圧巻の勝ちっぷりで、「中山への輸送、テンションなど無事にクリアもできたし、競馬も上手に走ってくれました。何事もなく戻ってきてくれたというのが何よりでした」と、満足そうに振り返った。

残りは最終追い切りと中山への輸送が待っている。「本番まで気を抜くことなく調整して、最高の状態に持っていきたいです」と、歴史的勝利に向けて全力を注いでいる。