【マイラーズC】イスラボニータ復活Vへ「今年は良い結果を出したい」

イスラボニータ

19日、マイラーズC(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、阪神C2着のイスラボニータ(牡6、美浦・栗田博厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.2-52.7-38.2-12.5秒をマークした。

【栗田博憲調教師のコメント】
「今年の2月に帰厩して、この中間は2ヶ月くらいゆっくりジックリと息を作ってきました。ここ3戦連続で2着が続いていますし、その流れを断ち切りたいと意識して仕上げています。今日の追い切りも余力十分でした。だいぶ精神的にドッシリしてきましたね。体の増減はほとんどないと思いますし、数字は意識していません。輸送も慣れているので心配していません。今年は良い結果を出したいと思っていますし、その意味でもここから良いスタートを切りたいです」

前走、金鯱賞7着のプロディガルサン(牡4、美浦・国枝厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.9-53.6-39.4-13.5秒をマークした。

【国枝栄調教師のコメント】
「前走は内枠から良いスタートを切ってある程度の位置を取れましたが、1コーナー辺りで狭くなって少し折り合いを欠いてしまいました。その分終いに脚を使えませんでしたね。前走後はここを目標に、通常通りの調整をしてきました。追い切りはやればやるほど動くタイプですけど、今日は前に馬を置いて速すぎず遅すぎずくらいのペースで走らせました。終いの手応えも良かったですし、気合いも入っている感じで良い動きでした。馬体重は変わりありませんし、特に気になるところもありません。必ずしもマイルまでというわけではく2000でも対応できますが、折り合い面などを考えて乗りやすいのはマイルの方かと思います。終いにしっかり脚を使って、マイルにも対応できるところを見せてもらいたいです。環境が変わると気にするところも見せますが、前走で中京にも行っていますし段々と慣れてくるのではないかと思います。まだまだ変わってくる余地がありますし、ここを使って更に良くなっていってもらいたいです」

プロディガルサン

前走、東京新聞杯6着のヤングマンパワー(牡5、美浦・手塚厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F54.4-39.7-25.3-12.1秒をマークした。

【手塚貴久調教師のコメント】
「関西方面へ輸送をすると体が減りますし、体が維持できればと思って今週の追い切りは控え目にしましたが、動き自体は良かったです。競馬当日は520キロを切るかもしれませんが、マイルチャンピオンシップのときのように原因不明の敗戦はしないと思います。ノドも小康状態で悪化していませんし、暖かくなって調子も上がってきて東京新聞杯のときよりも元気があります。ソーッと出していくよりも馬をその気にさせて先行させていった方が良いと思いますし、ここも人気ほど力差はないと思っています」

ヤングマンパワー