【天皇賞(春)】1週前 キタサンブラック順調「この状態でレースに臨みたい」

キタサンブラック

19日、天皇賞(春)(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、大阪杯1着のキタサンブラック(牡5、栗東・清水久厩舎)は、CWコースで黒岩悠騎手が跨がり古馬準オープンのアキトクレッセントを0.6秒追走。直線を向いてジワリジワリと差を詰めると、最後は鞍上のゴーサインに応えてグイッとひと伸び。6F82.7-67.4-52.7-38.6-11.7秒で半馬身先着を果たした。

清水久詞調教師は「追い切りはいつものように前に目標を置いて、それを追いかける形で。抜け出してからもヤメるところもなかったし、しっかり動けていましたね。もう少し時計は速くても良かったかもしれませんが、上がりは速い。十分でしょう」と満足の表情を見せる。

大阪杯快勝後も至って順調に攻めを消化。「中間はさすがに坂路3本乗りはしてませんが、Cコースを2周したりして負荷をかけています。目に見えるような変化はないけど、使った分の上積みは見込めます。この状態でレースに臨みたいですね」とG1連勝に向けてトーンは上がるばかりだ。

キタサンブラック