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【福島牝馬S】馬場の真ん中を突き抜けたウキヨノカゼが重賞3勝目!
2017/4/22(土)
4月22日(土)、1回福島5日目11Rで第14回福島牝馬S(G3)(芝1800m)が行なわれ、吉田隼人騎手騎乗の3番人気・ウキヨノカゼ(牝7、美浦・菊沢厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.8(良)。
2着にはクビ差で4番人気・フロンテアクイーン(牝4、美浦・国枝厩舎)、3着にはクビ差で1番人気・クインズミラーグロ(牝5、美浦・和田道厩舎)が続いて入線した。
武豊騎手騎乗で1番人気のクインズミラーグロはスタートで後手を踏んで後方からの競馬。ハナを奪ったのはウエスタンレベッカで、ペイシャフェリス、クロコスミアと続く。ウキヨノカゼは後方4番手。その2馬身後ろにクインズミラーグロが構えて終い勝負にかける。
3コーナーでクロコスミアが先頭を奪い、向こう正面で動いたデンコウアンジュがそれに並びかけ、直線入口で敢然と先頭に立ったが残り100mで失速。代わってフロンテアクイーン、クインズミラーグロ、更にウキヨノカゼも加わって3頭の追い比べとなり、ゴール直前にグイッとひと伸びしたウキヨノカゼがクビ差フロンテアクイーンを抑えてトップでゴールへ飛び込んだ。
勝ったウキヨノカゼは、15年のキーンランドC以来の勝利で重賞3勝目。5歳時には短距離路線で前記のキーンランドC優勝やスプリンターズS3着の実績を残したが、その後はマイルへと距離を延ばし、初の1800mだった前走の中山牝馬Sでは6着ながら勝ち馬から0.2秒差に詰め寄る好走。距離2走目のここで見事な復活Vを決めた。
馬主は國分純氏、生産者は日高町のファニーフレンズファーム。馬名の意味由来は「浮世の風」。
- ウキヨノカゼ
- (牝7、美浦・菊沢厩舎)
- 父:オンファイア
- 母:アドマイヤダッシュ
- 母父:フサイチコンコルド
- 通算成績:17戦5勝
- 重賞勝利:
- 17年福島牝馬S(G3)
- 15年キーンランドC(G3)
- 13年クイーンC(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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