【香港・QE2世C】ネオリアリズムがG1初勝利!J.モレイラの手綱捌きが冴え渡る!

ネオリアリズム

4月30日(日)、香港・シャティン競馬場の8Rで第43回 クイーンエリザベス2世C(G1)が行なわれ、J.モレイラ騎手騎乗の2番人気・ネオリアリズム(牡6、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:04.59(良)。

2着にはクビ差で3番人気・パキスタンスター(セ4、香港・A.クルーズ厩舎)、3着には1/2馬身差で1番人気・ワーザー(セ5、香港・J.ムーア厩舎)が続いて入線した。

レースは、これまでは控える競馬が続いていたザユナイテッドステイツが押し出されるように逃げる形に。そしてブレイジングスピード、パキスタンスター、ワーザー、ディクトン、日本のネオリアリズム、シークレットウェポン、デザインズオンロームが縦に並ぶ隊列。

そのままゆったりとしたペースで進んでいたが、3コーナー手前で、スローペースを嫌ったネオリアリズムが一気に動き出してハナに立ち、4角先頭で直線へ。4角では2番手にブレイジングスピード、3番手にワーザーが続き、激しい追い比べ。直線半ばでは中団に待機していたパキスタンスターが伸びてきて詰め寄ったが、半馬身届かず。

勝ったネオリアリズムは、昨年の札幌記念(G2)で重賞初制覇。その後はマイルCSで3着、香港マイルでの9着を挟み、今年初戦の中山記念(G2)で重賞2勝目を挙げている。半兄は3歳時に安田記念(G1)を制し、7歳にはオーストラリアのジョージライダーS(G1)も制しているリアルインパクト、短距離戦線を賑わしたアイルラヴァゲインがいる。

馬主は有限会社 キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「新現実主義。父、母名より連想」。

  • ネオリアリズム
  • (牡6、美浦・堀厩舎)
  • 父:ネオユニヴァース
  • 母:トキオリアリティー
  • 母父:Meadowlake
  • 通算成績:18戦8勝
  • 重賞勝利:
  • 17年クイーンエリザベス2世C(G1)
  • 17年中山記念(G2)
  • 16年札幌記念(G2)

ネオリアリズム
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