トピックスTopics
【羽田盃】激しい追い比べを制し転入初戦のキャプテンキングがV!
2017/5/10(水)
5月10日(水)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第62回羽田盃(S1)(3歳 定量 1着賞金3500万円 ダート1800m)は矢野貴之騎手騎乗の1番人気・キャプテンキング(牡3、大井・的場直厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.54.4(良)。
2着に半馬身差で2番人気・ヒガシウィルウィン(牡3、船橋・佐藤賢厩舎)、3着には5馬身差で6番人気・キャンドルグラス(牡3、船橋・川島一厩舎)が続いた。
なお、上位5頭には6月7日(水)に大井競馬場で行われる東京ダービーの優先出走権が与えられる。
中央時代の脚質と異なり、転入初戦のキャプテンキングが好スタートからハナへ立つ展開。大方の予想を覆す戦法だったが、人気を分け合ったヒガシウィルウィン、クラキングス、ミサイルマンらも先行してマーク。4番人気のキングガンズラングは追っつけながらの追走。 ほぼ隊列に変化のないまま直線を向くと、1、2人気のキャプテンキング、ヒガシウィルウィンの一騎打ちに。最後は半馬身差キャプテンキングが競り合いを制した。離れた3着争いは接戦だったが、キャンドルグラスが僅かに先着した。
勝ったキャプテンキングは美浦・加藤和宏厩舎から昨年8月にデビュー。5戦目に初勝利を挙げ、2走前に500万クラスを勝利。前走は強豪が揃ったヒヤシンスSで勝ったエピカリスから0.5秒差の5着に入った。前走後に南関東へ転厩。その初戦となったこの大一番で嬉しい重賞初勝利を飾った。
馬主は平本敏夫氏、生産者は新ひだか町の静内フジカワ牧場。馬名の意味由来は「王の中のキャプテン」。
【矢野貴之騎手のコメント】
「(騎乗依頼に)緊張感を感じましたが、光栄に思いました。今は本当にホッとしていると同時に、こういう馬を任せていただいて、とても感謝しています。中央の時は後ろからの競馬でしたが、僕が乗るのは初めて。ポジションにはこだわらず、出たところという形で乗ろうと思っていました。ハナに行くのも心配だったんですけれど、馬なりだったのでそのまま行きました。
隣に強い相手がいたので、これと勝負だなという雰囲気。道中の感じから信じるだけでした。力はあるのでね。僕自体ももっと気を引き締めなくては、と思います。今日は来場ありがとうございます!これからクラシックレースもどんどん面白くなってくると思いますので、応援のほどよろしくお願いします!」
キャプテンキング
(牡3、大井・的場直厩舎)
父:ファスリエフ
母:ストロベリーパフェ
母父:ブライアンズタイム
通算成績:9戦3勝
重賞勝利:
17年羽田盃(S1)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/3/28(木) 今週も巻き返しに力が入ります【柴田大知コラム】
- 2024/3/28(木) 【大阪杯】9年続けて馬券内!人気関係なしに買える激アツの伏兵
- 2024/3/28(木) 【大阪杯】3週続けて勝ち馬ズバリ!今週の注目候補は意外な人気薄
- 2024/3/28(木) 【大阪杯】オール連対コンビ復活!「ドバイ遠征」の影響で浮上した本命候補
- 2024/3/27(水) 【新谷厩舎の中東遠征記】ドバイの今vol10
- 2024/3/27(水) 【大阪杯】いざ巻き返しへ!指揮官が語るローシャムパークの前走の敗因
- 2024/3/27(水) 【大阪杯】勢いに乗るエピファニーがG1の大舞台に挑む!
- 2024/3/27(水) 【ダービー卿CT】立て直したインダストリア、指揮官が語る仕上がり具合