【オークス】逆転狙うリスグラシュー「当日、落ち着いているといい」

リスグラシュー

10日、オークス(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、桜花賞2着のリスグラシュー(牝3、栗東・矢作厩舎)は、坂路で古馬オープンのタイセイサミットと併せ馬を敢行。やや気難しそうな面を見せたものの、脚色はしっかりとしていて、パートナーとビッシリ馬体を併せて同入フィニッシュ。4F52.2-38.0-24.9-12.8秒をマークした。

騎乗した武豊騎手は「もう少しラストは伸びるかなと思ったけどね。すごく良かったというわけじゃないけど、順調にきてるのは確認できましたよ。距離の融通はきく馬だし、血統的にも2400mは問題ないでしょう。東京コースも経験しているし、いいと思いますよ。当日、落ち着いているといいですね」と冷静にコメント。

アルテミスSから勝利が遠ざかっているが、早くからオークスを見据えて、この舞台を逆算してローテーションが組まれてきた。決め手の破壊力は世代屈指。桜花賞の悔し涙を府中の大舞台で晴らしたい。

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