【目黒記念】またルメール!フェイムゲームが豪快に差し切って復活の重賞5勝目

フェイムゲーム

5月28日(日)、2回東京12日目12Rで第131回目黒記念(G2)(芝2500m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の8番人気・フェイムゲーム(セ7、美浦・宗像厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:30.9(良)。

2着には半馬身差で1番人気・ヴォルシェーブ(牡6、栗東・友道厩舎)、3着には2馬身差で13番人気・ハッピーモーメント(牡7、栗東・角居厩舎)が続いて入線した。

メイショウカドマツが後続を引き離して逃げる展開。ハッピーモーメント、クリプトグラム、モンドインテロ、ウムブルフらが好位集団を形成し、ヴォルシェーブは中団からレースを進めた。これを見ながらカフジプリンス、フェイムゲームが追走。ラニとワンアンドオンリーは後方で待機し、縦長の展開で向こう正面を通過した。4コーナー手前でメイショウカドマツが捕まり直線へ。ハッピーモーメントが抜け出しを図り、外からクリプトグラムが襲いかかる。ヴォルシェーブは狭いところを突いてきたが、大外からフェイムゲームが豪快に差し切った。

フェイムゲームは4歳時の14年ダイヤモンドS(G3)で重賞初制覇を飾ると、自慢の末脚を武器に長距離路線で活躍。同年秋のアルゼンチン共和国杯(G2)を快勝し、翌年2月にはダイヤモンドS連覇を果たした。さらに天皇賞・春(G1)でもゴールドシップに追いすがって2着に入り、G1制覇を期待された。その後、オーストラリアG1へ挑戦も実らず、思うような結果を残せなかった。去勢手術を経て7歳となり、ルメール騎手との初コンビで15年2月ダイヤモンドS以来の勝利をつかんだ。

馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「殿堂入りが決まった選手のセレモニーに開催されるNFLの試合より」。

目黒記念の結果・払戻金はコチラ⇒

  • フェイムゲーム
  • (セ7、美浦・宗像厩舎)
  • 父:ハーツクライ
  • 母:ホールオブフェーム
  • 母父:アレミロード
  • 通算成績:25戦6勝
  • 重賞勝利:
  • 17年目黒記念(G2)
  • 15年ダイヤモンドS(G3)
  • 14年アルゼンチン共和国杯(G2)
  • 14年ダイヤモンドS(G3)
  • 13年京成杯(G3)
  • フェイムゲーム

    フェイムゲーム

    ※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。