東は今年もマイネル軍団だ!ヴィオトポス&柴田大が差し切り勝ち!…東京新馬

ヴィオトポス

6月3日(土)、3回東京1日目5Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、柴田大知騎手騎乗の3番人気・ヴィオトポス(牝2、美浦・田村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:23.3(良)。

2着には1馬身1/4差で2番人気・ブショウ(牡2、美浦・尾関厩舎)、3着には1馬身1/4差で4番人気・ビリーバー(牝2、美浦・石毛厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたファーマメント(牡2、美浦・高木登厩舎)は7着に敗れた。

スーパーマジックがダッシュを利かせてハナへ。ミルファーム軍団の一角ビリーバーは4番手追走。有力どころのファーマメント、ヴィオトポス、ブショウらは中団でジックリ構える形。直線では横に大きく広がり、内を通るビリーバーが押し切りを図るも、外からヴィオトポス、ブショウが猛追。最後はヴィオトポスがキッチリと差し切って東の新馬戦の一番乗りを決めた。

勝ったヴィオトポスの近親には03年小倉大賞典を制したマイネルブラウ、00年シリウスSなどを制したマイネルブライアンがいる。鞍上の柴田大知騎手は昨年も2歳新馬の開幕初日にマイネルバールマンで制している。オーナーも同様。

馬主は株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者は新冠町のビッグレッドファーム。馬名の意味由来は「生命の生きる場所(ギリシャ語)」。

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【レース後のジョッキーコメント】

1着 ヴィオトポス(柴田大騎手)
「思っていたより追走に苦労しましたし、もう少し距離があっても良いような内容でしたが、エンジンがかかってからの走りは良かったです。先頭に立ってからは物見が激しかったですけど、初戦ですから仕方ないですね。この状態で新馬勝ちをしましたし、これからが楽しみです」

2着 ブショウ(田辺騎手)
「まだ気持ちがホンワカしていて、道中は気合いをつけながらの追走になりました。それでも最後はよく脚を使っていますし、これから更に良くなってくると思います」

3着 ビリーバー(岩部騎手)
「気持ち良く走ってしまいましたね。ただ、後ろからの馬が上位に来る流れのなかで前に行って残っていますし、力がありますよ。走ってくると思います」

4着 トーセンウインク(柴山騎手)
「テンは自分のリズムを守って運びました。前でフラフラしている馬を気にするところを見せましたが、最後までよく頑張ってくれました。今日も良い内容でしたし、まだまだ良くなってくると思います」

5着 トキノメガミ(内田博騎手)
「センスの良いところを見せてくれましたし、初戦としてはよく頑張っていると思います」

7着 ファーマメント(大野騎手)
「初めての競馬で集中し切れないところはありましたが、4コーナーではそれなりの形になりましたし、これからだと思ったんですけどね。もっとクッションのきいた馬場の方が走れたかと思います」

  • ヴィオトポス
  • (牝2、美浦・田村厩舎)
  • 父:マツリダゴッホ
  • 母:マイネヴィータ
  • 母父:ナリタブライアン
  • 通算成績:1戦1勝

ヴィオトポス
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