オープンから降級のベストマッチョが逃げ切り!東京ダート5勝目…麦秋S

ベストマッチョ

6月3日(土)、3回東京1日目11Rで麦秋ステークス(ダ1400m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の1番人気・ベストマッチョ(牡4、美浦・手塚厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:23.5(良)。

2着にはクビ差で7番人気・エイシンバランサー(牡5、栗東・西園厩舎)、3着には3馬身差で6番人気・トウショウカウント(牡5、美浦・萱野厩舎)が続いて入線した。

ベストマッチョは好スタートから先頭へ。ホスト、エイシンバランサー、プレスティージオ、トウショウカウントが続いた。中団からゴールドスーク、ボールライトニングが追走し、プリサイスエースとオニノシタブルは後方で脚をためた。逃げたベストマッチョは抜群の手応えで直線へ。外からプレスティージオとトウショウカウント、真ん中からエイシンバランサーも襲いかかるが、ベストマッチョが並びかけられてからもうひと伸び。最後はエイシンバランサーとの競り合いを制した。

勝ったベストマッチョは16年2月に東京ダート1400mの新馬戦を快勝。500万下を東京1600m戦で突破すると、その後も東京コースだけを5戦4勝2着1回でオープンまで上り詰めた。今年1月の根岸Sで重賞に初挑戦したが、2番人気で12着と大敗。2月のバレンタインSは2着も、前走オアシスSは7着に敗れて降級した。これまで9戦すべて東京コースで5勝。再びオープンに返り咲いた。

馬主は馬場幸夫氏、生産者は米のFrederickaV.Caldwell&MitchelSkolnick。馬名の意味由来は「最高の逞しさ」。

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【レース後コメント】

1着 ベストマッチョ(内田博騎手)
「ここでは力が違いました。モマれ弱いところがあるので外枠が欲しかったですけど、今日は内枠でしたからね。人気を背負っている分マークされるでしょうし、馬群をバラけさせるためにも出していきました。最後は後ろからきましたが、直線でもしっかり手前を替えて走っていました。馬が良くなってきているようですし、良いときに乗せてもらいました」

2着 エイシンバランサー(田中勝騎手)
「今日は枠が良かったですし、やれると思っていました。上手く運べましたし、最後は勝ち馬がフワッとしてくれないかな、と思いましたが…。相手が強かったですね」

3着 トウショウカウント(柴田善騎手)
「大型馬の割りにはスピードがありますし、流れに乗って良い手応えで運べました。もうひと踏ん張りでしたね。それでもこのクラスでもやれると思いますし、これから楽しみです」

4着 プレスティージオ(柴山騎手)
「良い感じでしたが、4コーナー手前では少しシブくなりました。それでも最後までよく頑張っていますよ」

5着 コアレスキング(吉田豊騎手)
「1400mで少し忙しかったですけど、上手く流れに乗れました。最後は内を突こうかと思っていましたが、手応えがあったので外に出しました。もっと伸びる感じもありましたが、5着にきましたしよく頑張っていると思います」

  • ベストマッチョ
  • (牡4、美浦・手塚厩舎)
  • 父:Macho Uno
  • 母:Encore
  • 母父:Storm Cat
  • 通算成績:9戦5勝

ベストマッチョ

ベストマッチョ

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