メイショウウタゲ初の東京で末脚爆発!1年半ぶり勝利の宴!…アハルテケS

メイショウウタゲ

6月10日(土)、3回東京3日目11RでアハルテケS(ダ1600m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の8番人気・メイショウウタゲ(牡6、栗東・安達厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.6(良)。

2着には3/4馬身差で4番人気・ラテンロック(牡6、栗東・吉田厩舎)、3着には1馬身差で10番人気・チャーリーブレイヴ(セ7、美浦・尾関厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたゴールデンバローズ(牡5、美浦・堀厩舎)は7着に敗れた。

メイショウウタゲが、初の東京コースで自慢の末脚を炸裂させた。レースはドリームキラリが先手を奪い、ラインシュナイダー、ラテンロック、シャトーウインドが好位を追走。1番人気のゴールデンバローズとメイショウウタゲは先行集団を見ながら進み、アルタイルは後方で脚をためた。4コーナーでゴールデンバローズが大外から先行集団をとらえにかかって直線勝負へ。ラテンロックが抜け出したが、外からブライドアイディアも接近。内からはチャーリーブレイヴも差を詰める。メイショウウタゲは前が壁になって追い出せなかったが、大外に持ち出すと内田博騎手のアクションに応えて猛追。粘るラテンロックを退けた。

勝ったメイショウウタゲは、3歳の14年3月にダート1800mでデビュー勝ち。メンバー上位の上がりを繰り出す鋭い末脚を武器に、ダート中距離路線で堅実なレースを続けた。15年12月にオープン入りを果たすと、昨年夏には小倉ダート1700m、阪神ダート1400mのオープン特別で連続3着。今年1月の東海S(G2)では重賞初挑戦で3着。左回りコースへの適性の高さを見せ、初の東京遠征で結果を出した。

馬主は松本好雄氏、生産者は新冠町の隆栄牧場。馬名の意味由来は「冠名+宴」。

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【レース後コメント】

1着 メイショウウタゲ(内田博騎手)
「1回乗せてもらっていましたからね。前がカベになっていましたが、出られないくらいでちょうど良かったです。前があいてからは良い伸びを見せてくれましたし、なかなか強い勝ち方でした」

2着 ラテンロック(戸崎騎手)
「良いところにハマりました。レースが上手ですし、乗りやすいですね。後続に早めに来られましたが、ペースが遅かったですし仕方ないですね。よく頑張っていると思います」

3着 チャーリーブレイヴ (吉田隼騎手)
「ゲートの反応を良くしようと思いましたが、力が入ってポコッと出る感じになりました。芝スタートで二の脚がついたので2番手につけられましたが、スムーズな形ではなかった分最後に響いたと思います」

4着 ブライトアイディア (津村騎手)
「一瞬勝てそうでした。上手く競馬が出来ましたが、ラスト100メートルで止まってしまいました。もう少し距離は短い方が良いかもしれません」

5着 ラインシュナイダー(石川裕騎手)
「スタートしてからも、かからずリズム良く走れました。直線でなかなか前があかず、もったいなかったです」

7着 ゴールデンバローズ(M.デムーロ騎手)
「自信を持って早めに行きました。ずっと良い手応えでしたが、息遣いがもうひとつで外から来られると走るのを止めてしまう感じになりました。最後はまた盛り返すような感じもありましたし、難しさがありますね」

  • メイショウウタゲ
  • (牡6、栗東・安達厩舎)
  • 父:プリサイスエンド
  • 母:シールビーバック
  • 母父:フジキセキ
  • 通算成績:27戦6勝

メイショウウタゲ

メイショウウタゲ

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