週末の注目新馬情報

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話題の良血馬達が続々と登場していますが、必ずしもその評判通りに決まらないのが競馬であり、面白いところでもあります。
そういった話題に振り回されず、好きだった馬の仔、兄弟、パッと見た印象、馬名、など自分ならではの視点で馬を追いかけ、応援することができれば、ただのギャンブルという概念とは違った楽しさを見出せるのではないでしょうか。
新馬戦1回の結果だけで見限るのではなく、長い目で追いかけることができれば先々更なる喜びが待っているに違いありません。


ビーチアイドル・武 豊騎手(牝、栗東・加用厩舎)
6/30 3回阪神5日目5R 2歳新馬(芝1200m)

父ファルブラヴ 母ビーチフラッグ 母父バウンダリー

父は話題の新種牡馬ファルブラヴ。
本来は開幕週の芝1200mでデビューの予定だったが、右後肢の飛節にフレグモーネを発症したためここまで待つ形に。
「姉達はスピードのある馬達だったので期待できます。父がファルブラヴに変わってどんなタイプになっているか楽しみです」とテキ。
2週続けて武豊Jが跨り軽快な動きを披露している。


レイクエルフ・柴田善臣騎手(牡、美浦・手塚厩舎)
6/30 2回福島5日目5R 2歳新馬(芝1200m)

父スターオブコジーン 母ベルグチケット 母父ウイニングチケット

厩舎の重賞初勝利馬ベルグチケット(フェアリーS勝利)の初仔。
1週前には坂路で49秒台をマークしており「楽にこの時計を出せたように、イイ具合に仕上がっています。平坦な芝1200mはピッタリだと思います」と陣営も初戦から期待している1頭。
鞍上はベルグチケットがフェアリーSを勝った時の柴田善Jということもあり、感慨深い組み合わせである。


ダノンマスターズ・後藤浩輝騎手(牡、美浦・藤沢和厩舎)
7/1 2回福島6日目5R 2歳新馬(芝1800m)

父シンボリクリスエス 母マストビーラヴド 母父サンデーサイレンス

姉にはラインクラフト、セレクトセールでは2億1000万で落札されるなど、以前から話題になっていた良血がここでデビュー。
調教では古馬の間に入る併せ馬を消化しており、「厳しい調教をさせたが、これで良くなるはず。走りは軽く、器用さもあり、いかにも良血馬。楽しみです」とテキ。
早くも結果を出し、今夏から多く見られるだろう藤沢和師と後藤Jのコンビにも注目していきたい。