昨年の安田記念馬・ショウワモダンが競走馬登録抹消

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昨年の安田記念(GI)の勝ち馬・ショウワモダン(牡7、美浦・杉浦厩舎)は、6月8日(水)付けで競走馬登録を抹消したことが発表された。今後は馬事公苑にて乗馬となる予定。

06年7月にデビュー。当初はダート戦に出走していた時期もあったが、主に芝のマイル前後の距離で勝ち星を重ねると、降級を挟んで、08年11月のノベンバーSで2度目のオープン入り。
オープンに昇級してからも、東風S、ディセンバーSなどでオープン勝ちを収めていたが、昨年のダービー卿CTで重賞初制覇。そこから、メイS、そして、中1週で挑んだ安田記念でタイトなローテーションを苦にすることなく、3連勝でG1初勝利を挙げた。
なお、今年も安田記念の出走を目指していたが、安田記念の最終追い切り直後に鼻出血を発症。あえなく、引退の運びとなっていた。

同馬は半兄に07年の新潟記念(G3)の勝ち馬・ユメノシルシがいる血統。馬主は山岸桂市氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「昭和を偲んで」。JRA通算獲得賞金は3億5,405万円(付加賞含む)。

ショウワモダン
(牡7、美浦・杉浦厩舎)
父:エアジハード
母:ユメシバイ
母父:トニービン
通算成績:47戦10勝
重賞勝利:
10年安田記念(G1)
10年ダービー卿チャレンジ(G3)