研究員・次走の狙い馬

トピックス

キングトップガン・安藤勝騎手(牡4、栗東・鮫島厩舎)
12月22日 5回阪神7日目 摩耶S ダ1800m 2人気7着

プラス12キロの502キロはデビュー以来最高馬体重。
最内枠からハナを奪ったものの、最後は失速して7着に敗れた。
しかし、元々が休み明けは走らないタイプ。太目残りだった馬体を考えても、明らかに勝負は次走以降である。
昇級緒戦で現オープンのメイショウシャフトに先着したように、このクラスでも地力は上位。
叩いた次走は一変する。

マゼラン・武豊騎手(牡2、栗東・角居厩舎)
12月22日 5回阪神7日目 2歳新馬(混) 芝1800m 3人気5着

この日の阪神は外差し馬場。
差して届かなかった本馬の評価は微妙に映るところだが、このレースは、前中後半の3ハロンが37.3-40.0-35.2という超が付く中だるみの競馬。
明らかに前に有利な展開であり、これでは行った行ったの決着になるのも無理はない。
馬込みで窮屈な競馬を強いられたことも考慮すれば、本馬の評価は決して下がらない。
姉にディアデラノビアを持つ良血馬。
叩いて真価を発揮することが多い角居厩舎なら、次走は前進必至と見る。

シンボリハレー・木幡騎手(牡4、美浦・古賀慎厩舎)
12月22日 5回中山7日目 ノエル賞 芝1600m 10人気3着

差しが届かず、内ラチ沿い絶対有利の特殊馬場だった最終週の中山芝コース。
このレースも前残りの競馬だったのだが、唯一後方から脚を伸ばして馬券圏内まで食い込んできたのが本馬。
外枠不利が定説である中山マイルであり、8枠16番からのこの走りは大健闘の部類に入る。
昇級後3戦冴えない競馬が続いていたが、ようやく見せたクラス慣れの兆し。
良馬場なら今度は突き抜ける。

ベイリングボーイ・安部幸騎手(牡3、栗東・田所清厩舎)
12月23日 5回阪神8日目 逆瀬川S 芝1800m 6人気10着

大外枠からのスタートとなったこのレース、ややアオリ気味のスタートから3角手前で掛かり加減にハナを切る展開となった。
結果、ゴール前で差し、追い込み勢に殺到される形になってしまったが、外差し傾向が顕著だった阪神芝コースのバイアスを考えれば、決して悲観する内容ではない。
今回、追える地方ジョッキーでビッシリやられたことが次走に繋がる可能性大。
まだモタれる心配は払拭されていないが、連勝の内容から1600万が壁になる馬ではない。
激変するなら次走。