専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
得意の東京コースで巻き返す!
2017/5/13(土)
どうも!美浦の古川です。
先週のNHKマイルCで馬連万馬券決着の立役者となったリエノテソーロ(13番人気)。武井亮厩舎でも「芝ダートを問わず走る馬で、今後の選択肢が広がった」と言い、次走はダート重賞のユニコーンSを視野に入れているらしい。
さて、日曜の「穴ズバッ」は勢いのある武井厩舎から取り上げる。東京5R・3歳500万下に出走する⑮ブランエクラ(牡3、美浦・武井厩舎)は新馬勝ちした素質馬だが、前走は⑦着敗退。初の関西遠征、右回りが響いた格好で、さらにその後ソエが出たため3ヶ月の休養を余儀なくされた。
それでも今回は太目感のない好仕上がりで、厩舎は「帰厩後は単走中心で追い切り、折り合いがつくように稽古をしてきた。能力のある馬なので、500万ぐらいはアッサリ勝ってもおかしくない」とイキナリからの構え。
ソエはすっかり完治しており、今回のデキなら力を発揮できそう。乗り替わりもルメール騎手なら心強く、得意の東京コースに戻れば巻き返せる。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。