専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
仕掛けのタイミング次第で好勝負になるアノ馬から
2009/11/1(日)
競馬ラボ限定コンテンツ
パドック解説でお馴染みの相馬眼だけではなく、美浦の地獄耳という異名どおりに聞き屋としても有名な当人。築き上げた超人脈を駆使し、五感とツボを刺激する穴馬をズバッとお届けします。
平成21年11月1日(日)
仕掛けのタイミング次第で好勝負になるアノ馬から
天皇賞・秋、ジャパンC、有馬記念と続く秋の古馬の中距離のG1戦。過去3戦3勝したのはテイエムオペラオーとゼンノロブロイの2頭のみ。意外と少ない。まあ、古馬の超のつく一流どころが集まる頂上決戦だけに総ナメは難しいということなのだろう。それ以前にローテーションや距離を考えて3戦すべてを使うという陣営、馬主さんが少なくなっているということもある。今年は黄金ロードの3戦を使う馬がいるのか。いるとすればどの馬なのか、そういう広い観点から今日の天皇賞・秋の勝ち馬を探ってみるのも面白いかも。
日曜穴ズバッは東京12Rに出走する8枠16番メイクアダッシュ。久々の前走は、直線だけで追い込んでコロナグラフの2着。使った上がり38秒3はメンバー中最速というのだから、とにかく切れる馬。ここは逃げ、先行馬が多く、今度こそキッチリ届くと判断した。陣営は「この前は勝った馬が強すぎただけ。この馬も最後方から一気に伸びてきたのだから力をつけている。1000万下のクラスのメドも立った。上積みも十分で楽しみ」と強気。人気が割れており配当面からも妙味がありそうだ。
相手は、⑥シャルルマーニュ、⑧アムールマルルーの2頭が本線、⑤スピードアタック、⑭フォルミダービレ、⑩アバレダイコまで押さえたい。
なお、天皇賞・秋のオレの◎は競馬ラボの特集で確認してくれよ!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。