- 2月25日 中山11R 中山記念(G2)
-
お宝馬☆ドーブネ(10人気) 2着
条件好転の大穴を見抜いた!
- 2月11日 東京11R 共同通信杯(G3)
-
お宝馬☆ジャスティンミラノ(4人気) 1着
2週連続で勝ち馬を指名!
本来はこちらがベター?
2009/8/29(土)
本来はこちらがベター?
2009/8/29
【新潟11R 朱鷺S(芝1400m)】
注目馬 ⑤ブラックバースピン(牡6 美浦・手塚貴久厩舎、田中勝騎手)
本命は、当該コースと相性の良いサクラバクシンオー産駒、③ゲイルスパーキーでいいだろう。ただ、馬券という意味で妙味のあるお宝馬ということなら、今回推奨する⑤ブラックバースピンだ。
近年の成績を見れば、千二専用馬のようにも見えるが、実は千四の方が合っているかもしれないと推察できる。
まず、千二ではスピード負け、切れ負けするシーンが目立ち、なかなか勝ち切れないこと。その分、距離延長がプラスに出ると見られる。 またかねてからここでも書いているように、芝千四はダート血統が好走しやすいのだが、この馬はバリバリの米国ダート血統。一定ラップで流れやすい千四と、同様のラップになるダートとはリンクするのだ。
第一、当該新潟千四でも勝ち鞍があり、また京都千四のスワンSではスーパーホーネットから差のない5着。昔の実績で隠れがちだが、この相手なら、昔の実績でも十分見直すに値するだろう。
相手筆頭は当然ゲイルスパーキー。そして⑯フライングアップル、サクラバクシンオー産駒の②ヘッドライナー、⑥マイネルフォーグ、ダート血統の⑪サクラミモザと⑨コウユーキズナ。④ヤマニンエマイユは55キロが気になり、コース実績はあるが押さえの押さえでいいだろう。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。