- 4月7日 阪神11R 桜花賞(G1)
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本命馬◎アスコリピチェーノ(1人気) 2着
土日の重賞まとめてゲット!
- 4月6日 中山11R ニュージーランドT(G2)
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お宝馬☆ユキノロイヤル(9人気) 3着
2週続けて激走馬を大抜擢!
休み明けでも魅力十分
2009/8/15(土)
休み明けでも魅力十分
2009/8/15
【新潟12R 3歳上500万下 ダ1800m】
注目馬 ②カムレーシング(牡3、美浦・清水英克厩舎、柴田善騎手)
休み明けが多く、順調に使われている馬の中で前走掲示板に載ったのは2頭しかいない。ハッキリ言って低レベルのメンバーだ。 ここは休み明けでも、②カムレーシングの能力に期待する。
まず前走、初ダートでの未勝利勝ちに注目。時計的には平凡だが、この時直線で叩き合って1馬身振り切って破った2着ヒカルプリンスは、その後500万に昇級して上位常連となっている。芝・ダート問わず走っているあたりは、このカムレーシングと似ている。今の新潟ダートは、砂が細かくて良馬場であっても馬場が軽い。スピードは不可欠だ。また先行有利のコースで、この点でも合格。
血統的には、タイキシャトル産駒で休み明けは走る。また裂蹄に悩んでいた馬なので、夏場はその不安がないのもいい。本数もしっかり乗り込んでおり、ここを目指していたフシが窺える。
相手筆頭は、勝ちきれないものの実績十分の④マルタカラッキー。面白いのは中央入りしてきた⑩クリスオフトレイル。キングストレイルの下だが、父がシンボリクリスエスに代わってダート向きの配合となっている。
あとは、叩き2走目で変わり身期待の⑫ニシノウェーブ、先行力ある⑧ベストフェット、そして穴で大外枠を引けた⑭ブラックルーラー。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。