重賞スーパーお宝馬券!

野芝よりの特殊な芝

2009/11/1

東京11R 天皇賞・秋(GⅠ) 芝2000m】
注目馬  ⑩シンゲン(牡6、美浦・戸田厩舎、藤田騎手)

まず⑦ウオッカについてだが、巷間言われているように、今年と去年の臨戦過程にはかなり大きな開きがあって、今年は低レベルレースの連続である。その分、疲労はたまっていないと思われるが、能力自体は確実に落ちている。相手が去年より軽いのでブザマな競馬にはならないと思われるが、負けるシーンも十分想定しておくこと。また今年はどうも仕上げが、ジャパンC目標に思えて仕方ない。その点も注目である。3連単を買うなら頭ナシと決めつけたい。

さて今年の秋天だが、⑰エイシンデピュティの逃げが濃厚、となれば、あまり速くはならない。平均やや緩めから上がりが速くなるという、04年、07年の両年に近い展開となるだろう。ならば⑩シンゲンの出番だ。

こういう流れの天皇賞では、母方にネイティヴダンサー系かグレイソヴリン系の血を持っている馬が好走しているのだ。シンゲンは母方にネイティヴダンサーの血を強く持つ。

何より心強いのは、今開催の東京芝が、野芝9割という異例のオーバーシードで行われていることだ。異常気象で洋芝が育たず、野芝同然の馬場になっている。こうなると、野芝の新潟二千で行われた新潟大賞典で1分56秒9というとんでもない時計で、高速上がりを繰り出して差し切ったシンゲンの適性が光ってくる。

相手は⑧キャプテントゥーレ。ただ、前々の脚質がどう出るかというところだが。以下⑦ウオッカ、③カンパニー、⑮オウケンブルースリ、大穴⑯ホッコーパドゥシャ、⑱エアシェイディ、⑫ドリームジャーニー