- 2月25日 中山11R 中山記念(G2)
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お宝馬☆ドーブネ(10人気) 2着
条件好転の大穴を見抜いた!
- 2月11日 東京11R 共同通信杯(G3)
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お宝馬☆ジャスティンミラノ(4人気) 1着
2週連続で勝ち馬を指名!
野芝よりの特殊な芝
2009/11/1(日)
野芝よりの特殊な芝
2009/11/1
【東京11R 天皇賞・秋(GⅠ) 芝2000m】
注目馬 ⑩シンゲン(牡6、美浦・戸田厩舎、藤田騎手)
まず⑦ウオッカについてだが、巷間言われているように、今年と去年の臨戦過程にはかなり大きな開きがあって、今年は低レベルレースの連続である。その分、疲労はたまっていないと思われるが、能力自体は確実に落ちている。相手が去年より軽いのでブザマな競馬にはならないと思われるが、負けるシーンも十分想定しておくこと。また今年はどうも仕上げが、ジャパンC目標に思えて仕方ない。その点も注目である。3連単を買うなら頭ナシと決めつけたい。
さて今年の秋天だが、⑰エイシンデピュティの逃げが濃厚、となれば、あまり速くはならない。平均やや緩めから上がりが速くなるという、04年、07年の両年に近い展開となるだろう。ならば⑩シンゲンの出番だ。
こういう流れの天皇賞では、母方にネイティヴダンサー系かグレイソヴリン系の血を持っている馬が好走しているのだ。シンゲンは母方にネイティヴダンサーの血を強く持つ。
何より心強いのは、今開催の東京芝が、野芝9割という異例のオーバーシードで行われていることだ。異常気象で洋芝が育たず、野芝同然の馬場になっている。こうなると、野芝の新潟二千で行われた新潟大賞典で1分56秒9というとんでもない時計で、高速上がりを繰り出して差し切ったシンゲンの適性が光ってくる。
相手は⑧キャプテントゥーレ。ただ、前々の脚質がどう出るかというところだが。以下⑦ウオッカ、③カンパニー、⑮オウケンブルースリ、大穴⑯ホッコーパドゥシャ、⑱エアシェイディ、⑫ドリームジャーニー。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。