お宝馬をインプットせよ

スペシャルウィークとファンタジーS

2009/11/3

10月31日土曜 東京11R ブラジルC  フリートアドミラル 7番人気⑬着 
エーシンモアオバーが速い流れで逃げて、追いかけてきた馬をみな潰して逃げ切り勝ち。2番手から前を追ったこの馬が一番厳しい展開に泣いたが、エーシンが強すぎたとも言える。この能力を見抜けなかったことが敗因。この距離でここまで強いとは思わなかった。反省。

11月1日日曜 東京11R 天皇賞・秋(GⅠ) シンゲン 2番人気⑤着 
スローになるとは思ったが想像以上のスローになり、瞬発力の乏しいこの馬にはキツイ流れになってしまった。もう少し前から粘り込むような競馬をしていたらどうなっていたか・・・。切れ比べにならないようなレースが今後の好走条件だろう。


★【今週へのポイント】
今週の京都日曜のメイン、ファンタジーSは、阪神JFへ向けての重要なレース。登録馬を見渡すと、スペシャルウィーク産駒が目立つ。有力馬と目されるラナンキュラスとステラリード(函館2歳S勝ち馬)、グレナディーンにタガノエリザベートの4頭を数えている。
今年の2歳世代は、05年のシーザリオ、インティライミといったスペシャルウィーク産駒の活躍を見て06年春に配合された世代にあたるために、配合相手の質が揃っているのだ。
ある年に固まって活躍馬を出した種牡馬が、4年後にまた活躍馬を出すというケースはよくあるもの。その意味では、今年の2歳世代ではスペシャルウィーク産駒に注目ということは言えるだろう。(とかいって今年の3歳世代ではブエナビスタにリーチザクラウンも出ていて、何も今年に限ったことではないのだが・笑)

スペシャルウィーク産駒には、共通した特徴がある。それはまず例外なく、関西馬しか出世しないこと。とにかく美浦の水が合わない産駒が多い。またダートでの成績も良いが、1000万を超えると頭打ちになるということ。未勝利や500万までの勝ちあがりがほとんど。
ファンタジーSに関して言えば、1400mという舞台は一定ラップで走りぬける能力、ダート適性が問われる。その意味で、母方がザフォニック×サドラーズウェルズというステラリードよりは、ブライアンズタイム×ストームキャットというラナンキュラスの方が、向いているということは言えると思う。


★【次回の狙い馬】
土曜東京3R 1着 アパパネ ⇒時計は水準級だが、ゴールへ近づくほど加速し、先頭に立って突き放してからは楽走させていた。余裕の完勝。母が短距離馬なので距離はマイルがベスト。次走赤松賞なら昇級即勝ち負けだろう。

日曜東京4R 5着 セレスマジェスティ ⇒内で脚をタメ、直線半ばで弾けかけたが、ゴール前は止まった。血統的にも今回のマイルよりは千四千二が良いはず。次走距離短縮なら。