- 4月20日 福島11R 福島牝馬S(G3)
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本命馬◎コスタボニータ(1人気) 1着
勝ち切れる1頭をガッチリ評価!
- 4月7日 阪神11R 桜花賞(G1)
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本命馬◎アスコリピチェーノ(1人気) 2着
土日の重賞まとめてゲット!
こちらが真のGⅠ級レース
2009/11/7(土)
こちらが真のGⅠ級レース
2009/11/7
【東京11R 武蔵野S(GⅢ) ダ1600m】
注目馬 ⑪マチカネニホンバレ(牡4、美浦・藤沢和厩舎、北村宏騎手)
メンバー的にはJBCクラシックを上回る。JBCの出走馬選出方法に落ち度があるから、今年はこれだけのメンバーが揃って、広い東京のマイルという素晴らしい舞台で実質GⅠに匹敵するメンバーのレースを見られる・・・という皮肉な現象。ここを勝った馬が、JCダートへの最短距離に立つことは間違いない。
粒が揃った分人気は割れそうだ。だから人気馬を指名することにも意味があるだろう。⑪マチカネニホンバレは、産駒が東京マイルで4割近い複勝率を叩き出しているシンボリクリスエス、そして母父がデピュティミニスター(フレンチデピュティの父、カネヒキリの母父)という超王道ダート中距離配合。GⅠに間違いなく手が届く血統である。
マリーンSを超高速レコードで快勝した後、続くしらかばSでは、騎手によれば「馬がボケッとして、まるで反応しなかった。レコードの反動だろう」とのことで惨敗。これが一過性の反動であったことは、エルムSでネイキッドを差し返したことからも明らか。しかもこのレースはスローで流れたため、今回は反動も少ない。稽古もビッシリ積まれており、態勢も万全。3歳馬に目が行きがちだが、エルムSでトランセンドを倒したことを考えると、スーニを物差しにすればテスタマッタやシルクメビウスより上、また破った顔ぶれを見れば、ワンダーアキュートより上という考えも成り立つ。
相手筆頭は⑮トランセンド。レパードSの反動が前走の敗因だとしたら、まともならマチカネと互角の力を持っているとも言える。
3番手は⑤ワンダーアキュート。父ストームキャット系はスタート地点が芝のダートコースに強い。以下、59キロを嫌ってここまで評価を下げた⑫サクセスブロッケン、⑭テスタマッタ、⑧ネイキッド。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。