血統お宝レースはココだ!

器用さと瞬発力

2009/12/19

中京11R 愛知杯(GⅢ) 芝2000m】
注目馬  ①ヒカルアマランサス(牝3、栗東・池江郎厩舎、藤岡康騎手)

一筋縄ではいかない牝馬限定のハンデ戦、しかも小回り中京。軽ハンデ馬のメリットは通常のハンデ戦より大きい。過去10年の連対馬の半数がハンデ53キロ以下というのが何よりの証拠だ。しかもその大半が人気薄なのだ。当然軽ハンデ組から入ることが、お宝馬券への近道となる。ここは52キロの①ヒカルアマランサスに期待する。

まずこの小回り、好時計連発コースで絶好の最内枠が取れた。おまけに、このレースは前半が35秒台のペースに落ち着くことが大半なのだが、マイルから千八でスローペース好位付けしてきたこの馬がこなしてきたペースがまさにコレ。労せずして、マイポジションの3,4番手が取れる計算となる。
この馬の武器は、上記のペースで先行して、かつ上がり33秒台の脚を使えること。もっともそれは直線の長い東京、阪神、京都外回りでのこと。小回り中京ならばそんな脚は使えないのだが、ただ速い上がりを使える馬は、先行馬に限り通用するのが、小回りコースの定石だ。しかもヒカルの場合は瞬時に点火するタイプ。
また、母父はエーピーインディで、このレースにおいて好走傾向にある、母方がダート寄りという血統にも該当する。

相手は同じアグネスタキオン産駒、脚質も似ている⑥リトルアマポーラ、器用さのある⑱ニシノブルームーン、以下⑦ウェディングフジコ、⑧ムードインディゴ、⑨マイネレーツェル、連闘実績ある④ラフレッシュブルー