- 2月25日 中山11R 中山記念(G2)
-
お宝馬☆ドーブネ(10人気) 2着
条件好転の大穴を見抜いた!
- 2月11日 東京11R 共同通信杯(G3)
-
お宝馬☆ジャスティンミラノ(4人気) 1着
2週連続で勝ち馬を指名!
器用さと瞬発力
2009/12/19(土)
器用さと瞬発力
2009/12/19
【中京11R 愛知杯(GⅢ) 芝2000m】
注目馬 ①ヒカルアマランサス(牝3、栗東・池江郎厩舎、藤岡康騎手)
一筋縄ではいかない牝馬限定のハンデ戦、しかも小回り中京。軽ハンデ馬のメリットは通常のハンデ戦より大きい。過去10年の連対馬の半数がハンデ53キロ以下というのが何よりの証拠だ。しかもその大半が人気薄なのだ。当然軽ハンデ組から入ることが、お宝馬券への近道となる。ここは52キロの①ヒカルアマランサスに期待する。
まずこの小回り、好時計連発コースで絶好の最内枠が取れた。おまけに、このレースは前半が35秒台のペースに落ち着くことが大半なのだが、マイルから千八でスローペース好位付けしてきたこの馬がこなしてきたペースがまさにコレ。労せずして、マイポジションの3,4番手が取れる計算となる。
この馬の武器は、上記のペースで先行して、かつ上がり33秒台の脚を使えること。もっともそれは直線の長い東京、阪神、京都外回りでのこと。小回り中京ならばそんな脚は使えないのだが、ただ速い上がりを使える馬は、先行馬に限り通用するのが、小回りコースの定石だ。しかもヒカルの場合は瞬時に点火するタイプ。
また、母父はエーピーインディで、このレースにおいて好走傾向にある、母方がダート寄りという血統にも該当する。
相手は同じアグネスタキオン産駒、脚質も似ている⑥リトルアマポーラ、器用さのある⑱ニシノブルームーン、以下⑦ウェディングフジコ、⑧ムードインディゴ、⑨マイネレーツェル、連闘実績ある④ラフレッシュブルー。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。