【安田記念】豪華メンバー集結!見応えタップリなマイル王決定戦!

8つ目のG1タイトル奪取を狙うアーモンドアイ

8つ目のG1タイトル奪取を狙うアーモンドアイ


昨年は1番人気アーモンドアイと2番人気ダノンプレミアムがスタート直後の不利で後方からレースを進める展開のなか、好位から運び絶妙なタイミングでの追い出されたインディチャンプがアエロリットをクビ差交わし初のG1勝ちを収めた。G1馬7頭が揃った昨年同様、今年も豪華な顔触れが出走を予定している。

まるでブルーインパルスのような伸びを見せてヴィクトリアマイルを圧勝したアーモンドアイが、再び東京マイルG1に姿を見せる。たとえ相手が牡馬の一線級にかわっても、前走同様のパフォーマンスを発揮できれば間違いなく勝ち負けになるはずだ。能力を疑う余地はないだけに、今回も注目すべきは仕上がり具合だろう。

昨年アーモンドアイの追い込みを抑えたインディチャンプは、秋にマイルチャンピオンシップも制して現役トップマイラーの地位を築いた。今年も前哨戦のマイラーズCを危なげなく制し連覇に向けて順調なステップを踏んでいるが、抜け出すと止める面を見せるなどの課題も抱えるタイプなだけに、中間の調整過程をチェックしておいた方が良さそうだ。

昨年暮れに、そのインディチャンプを破って香港マイルを制したアドマイヤマーズも出走を予定。年明け初戦をどのような状態で迎えるのか、最終追い切りの動きに注目したい。また高松宮記念ハナ差2着のグランアレグリアも楽しみな存在だ。今回は久々のマイル戦となるが、1400、1200と続けてスプリント戦を使ったことがどのように影響するか。不利のあった安田記念を除けば、昨秋のG1でも好走して能力を見せているダノンプレミアムもオーストラリア遠征帰りの仕上がりが気になるところ。

他にも伏兵と呼ぶにはあまりに魅力的な馬が多く、幅広い能力検証が必要になりそうだ。馬場の傾向や各馬の脚質も改めて確認しておくと良いだろう。