専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【チャンピオンズカップ】着実に成長カーブ描いた今回も信頼!
2020/12/5(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜中山メインのマラソン重賞・ステイヤーズSはベテラン横山典騎乗のオセアグレイトが勝利。見事に重賞初制覇を飾ったな。
これまで何度か重賞に挑戦して善戦もしていた馬なんだが、今回は好位にピタリとつけて理想的な競馬。逃げ込みをはかるタガノディアマンテをゴール前でキッチリ捕らえた。
あの競馬をテン乗りでスパンと決める辺りはさすがの名手。条件も合ったにしろ、あの乗り方を一発でできる乗り役は一握り。馬券を抜きにしてもイイ競馬をみさせて貰った。
さて、日曜はダート王決定戦チャンピオンズカップ。中京のダートは展開次第でガラッと様相が一変するイメージ、ペースや位置取りをどこまで見極められるかがカギ。
秋のGIシリーズは1番人気が7連勝中だが、オッズも慎重に確認した上で手をあまり広げず、厳選の馬連で勝負するつもり。今週はスリリングな砂の名勝負を期待しよう。
【日曜中京11R チャンピオンズカップ】
<本命馬>
国内では8戦8勝の負け知らず、クリソベリルが無敗記録を更に伸ばす。
3歳で制した去年はゴールドドリームとクビ差の接戦。勝手が違ったサウジアラビアでは不完全燃焼に終わったが、帰国後の帝王賞、JBCクラシックでは貫禄すら漂わせての完勝劇。
坂路で鍛えて育てる厩舎方針とも合うのだろうが、成長カーブを着実に描くことに成功している。
「追い切りが予定より遅くなる誤算はあったけど、調整可能な範囲内。連覇に死角はありませんよ」と厩舎精通の西の筋。断然人気でもここは逆らえない。
<激走候補>
馬券的には相手をいかに絞って仕留められるかがポイント。
配当的な妙味がどの程度あるか微妙だが、ダート路線転向7戦目の前走・みやこSで重賞制覇を果たしたクリンチャーに魅力を感じる。
極悪馬場の菊花賞で2着に好走したときからスタミナとパワーには定評があったが、ダートの流れに馴染んで自在性のでてきた最近はストロングポイントを状況に応じて発揮できるようになった印象。
前走が一皮剥けた強さだったので鞍上が替わるのはネックだが、タフな中京のダートで持ち味全開なら面白いと思うゾ。
土曜中山メインのマラソン重賞・ステイヤーズSはベテラン横山典騎乗のオセアグレイトが勝利。見事に重賞初制覇を飾ったな。
これまで何度か重賞に挑戦して善戦もしていた馬なんだが、今回は好位にピタリとつけて理想的な競馬。逃げ込みをはかるタガノディアマンテをゴール前でキッチリ捕らえた。
あの競馬をテン乗りでスパンと決める辺りはさすがの名手。条件も合ったにしろ、あの乗り方を一発でできる乗り役は一握り。馬券を抜きにしてもイイ競馬をみさせて貰った。
さて、日曜はダート王決定戦チャンピオンズカップ。中京のダートは展開次第でガラッと様相が一変するイメージ、ペースや位置取りをどこまで見極められるかがカギ。
秋のGIシリーズは1番人気が7連勝中だが、オッズも慎重に確認した上で手をあまり広げず、厳選の馬連で勝負するつもり。今週はスリリングな砂の名勝負を期待しよう。
【日曜中京11R チャンピオンズカップ】
<本命馬>
国内では8戦8勝の負け知らず、クリソベリルが無敗記録を更に伸ばす。
3歳で制した去年はゴールドドリームとクビ差の接戦。勝手が違ったサウジアラビアでは不完全燃焼に終わったが、帰国後の帝王賞、JBCクラシックでは貫禄すら漂わせての完勝劇。
坂路で鍛えて育てる厩舎方針とも合うのだろうが、成長カーブを着実に描くことに成功している。
「追い切りが予定より遅くなる誤算はあったけど、調整可能な範囲内。連覇に死角はありませんよ」と厩舎精通の西の筋。断然人気でもここは逆らえない。
<激走候補>
馬券的には相手をいかに絞って仕留められるかがポイント。
配当的な妙味がどの程度あるか微妙だが、ダート路線転向7戦目の前走・みやこSで重賞制覇を果たしたクリンチャーに魅力を感じる。
極悪馬場の菊花賞で2着に好走したときからスタミナとパワーには定評があったが、ダートの流れに馴染んで自在性のでてきた最近はストロングポイントを状況に応じて発揮できるようになった印象。
前走が一皮剥けた強さだったので鞍上が替わるのはネックだが、タフな中京のダートで持ち味全開なら面白いと思うゾ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。