2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
今年の上半期も終わります!!
2023/6/23(金)
高田潤です!!
去年の12月3日に落馬してから、かれこれもう半年以上が経ちました…
今年も半分が終わろうとしています…
一年ってホントにあっという間ですね。早いです。
頸椎の術後の経過は順調ではありますが、まだまだ時間はかかりそうです( ; ; )
まだ激しいトレーニングなどは出来ませんが、とりあえず再来週に一旦退院して栗東に戻ります。
休んでいる間も時間がもったいないので、退院後はリハビリもしながら、馬のセリを見に行ったり、普段行けないような牧場や引退馬が繋養されている乗馬クラブなどにも行きたいと思っています。
自分がレースで乗っていた馬に引退後はなかなか会う機会もありませんので、こういった機会を利用して無駄なく時間を使っていきたいと思います!!
今週はJRA上半期を締めくくるグランプリレース『宝塚記念』が行われます!!
皆さんが投票して下さったファン投票上位の馬たちもたくさん出走しますので、大いに盛り上がっていただき、熱い声援をいただけたらと思います!!
それともう一つ!宝塚記念の前日には東京競馬場で、ジャンプ重賞『東京ジャンプステークス』が行われます!!
今年もいいメンバーが揃い、僕が主戦を務めていた馬も出走しますのでどんなレースをするのか非常に楽しみです!!
東京のジャンプ重賞のコースは1,2コーナーの中間地点からスタートするため、馬の脚質や枠によっての有利不利が大きく影響しますので、その辺りのポジション取りやジョッキーの駆け引きも見どころの一つかと思います!! とにかく全人馬無事に良いレースになることを願っています!!
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。