七夕賞

プロキオンS

スズカデヴィアス

(牡6、栗東・橋田厩舎)

キングカメハメハ
スズカローラン
母父サンデーサイレンス
通算成績25戦4勝
連対時平均馬体重498kg (最高:514kg) (最低:484kg)
前走時馬体重516kg
POINTキングカメハメハ産駒らしい毛色に豊富なトモの筋肉量。長距離での実績もある馬だが、馬体の造り的にはやはり中距離がベストだ。蹄の形状から重馬場は不向きで、良馬場でこそ能力を発揮するタイプ。近走は安定感のあるレースを見せてくれているように、今回も毛艶は冴えており馬体の張りも上々。背中には銭型も浮いて体調は良さそうに見える。瞬発力があるので、小回りでも一瞬の脚が使えるはず。ここでも上位争いは必至だ。
今週のイチオシ

ゼーヴィント

(牡4、美浦・木村厩舎)

ディープインパクト
シルキーラグーン
母父ブライアンズタイム
通算成績9戦3勝
重賞勝利 16年ラジオNIKKEI賞(G3)
連対時平均馬体重485kg (最高:492kg) (最低:480kg)
前走時馬体重492kg
POINT直飛でディープ産駒らしい形をしている。筋肉量が多いこともあってやや胴が詰まって見える体型で、距離は2000mくらいまでだろう。バランスの良さが光る馬で、斜めに丸まった斜尻のトモは瞬発力の源だ。今回は休み明けになるが、体は引き締まっているし、毛艶も抜群で背中には銭型が浮いている。福島コースも昨年のラジオNIKKEI賞を勝利しているように実績があり、いきなり好勝負になりそうだ。

バーディーイーグル

(牡7、美浦・国枝厩舎)

ブライアンズタイム
ホームスイートホーム
母父Seeking the Gold
通算成績35戦5勝
連対時平均馬体重483kg (最高:494kg) (最低:476kg)
前走時馬体重492kg
POINTブライアンズタイム産駒の特徴である大きな腹袋を持っており、底力の要求されるハイペース向き。胸前の筋肉量やトモ肉の付き方を見ても、パワータイプでスピード勝負には不向きな体つきをしている。脚が長く跳びが大きそうな馬であり、小回りよりも大きい広いコースで全能力を発揮できるタイプ。舞台設定的にプラスとは言えない。ただ、毛艶・馬体の張りはなかなかいい状態を保っており、展開次第で馬券内の可能性も。

フェルメッツァ

(牡6、栗東・松永幹厩舎)

ディープインパクト
スキッフル
母父トニービン
通算成績30戦5勝
連対時平均馬体重451kg (最高:466kg) (最低:430kg)
前走時馬体重458kg
POINT全身に血管が浮いているように馬体の張りは抜群。半兄フラガラッハも6歳で重賞を勝っているように、まだまだやれる。瞬発力タイプの造りをしているが、ハンドルの利く馬なので小回りでも良績がある。体型的に2000mはギリギリかな、というラインで、ベストはマイル~1800m。上手く立ち回って間隙を突けば上位進出もあり得る。

マイネルフロスト

(牡6、美浦・高木登厩舎)

ブラックタイド
スリースノーグラス
母父グラスワンダー
通算成績31戦4勝
重賞勝利 14年毎日杯(G3)
連対時平均馬体重481kg (最高:488kg) (最低:464kg)
前走時馬体重488kg
POINT胴が長めで一瞬の加速力にはやや欠けるものの、長く脚を使うことができるタイプ。一見距離に融通が利きそうではあるが、肩のラインが立っていることもあり適性は中距離まで。蹄自体は立ち気味だが、繋ぎは寝ており、極端な道悪はマイナス。芦毛で判別はしづらいが、毛艶も良く状態は悪くない。小回りの2000mというベストの舞台で引き続き期待できる。

マルターズアポジー

(牡5、美浦・堀井厩舎)

ゴスホークケン
マルターズヒート
母父Old Trieste
通算成績20戦7勝
重賞勝利 17年小倉大賞典(G3)
16年福島記念(G3)
連対時平均馬体重529kg (最高:540kg) (最低:524kg)
前走時馬体重520kg
POINT正方形のシルエットで、米国血統で全体的に筋肉量が多い。距離には限界がありそうだが、スピード能力はメンバー中一番と言っていいだろう。仕上がりに関して言えば、大阪杯の時が抜群のデキだったので、今回は8分くらいといったところ。充実期にはもっと馬体に張りが見受けられたし、はちきれんばかりのボリューム感があった。体調が悪いというわけではないが、100%のデキとはいえなさそう。

メイショウカドマツ

(牡8、栗東・藤岡健厩舎)

ダイワメジャー
アルペンローズ
母父Kris S.
通算成績28戦5勝
連対時平均馬体重524kg (最高:538kg) (最低:510kg)
前走時馬体重528kg
POINT【左前脚の屈腱炎を再発したため回避、現役引退】8歳馬ということもあり、さすがに馬体の張りには衰えを感じるようになってきた。特にトモの筋肉は緩さが見えて、往年のスピードを生むには頼りなく見えてしまう。肋骨が浮いて見えるようにムダ肉はほとんど付いておらず、復帰してから3戦目となるが馬体自体は仕上がっていると言えるだろう。それでも今回は厳しい戦いになりそうだが……。

アキトクレッセント

(牡5、栗東・清水久厩舎)

ウォーエンブレム
ティックルピンク
母父フレンチデピュティ
通算成績14戦5勝
連対時平均馬体重494kg (最高:502kg) (最低:490kg)
前走時馬体重492kg
POINT胸前の筋肉が盛り上がっており、曲飛でテンのダッシュ力もある。500キロ以上ある大型馬ながらシルエットは素軽く見せており、1400mという距離もベストの印象だ。近走で安定した成績を残しているように、馬体の張り、筋肉量ともに素晴らしい状態。数を使われていないので、まだまだ成長途上ではあるが、現時点でも重賞で勝ち負けできるくらい魅力的な立ち姿といえるだろう。
今週のイチオシ

イーデンホール

(牡5、栗東・中内田厩舎)

ゴールドアリュール
シーリーコート
母父Distorted Humor
通算成績20戦5勝
連対時平均馬体重486kg (最高:498kg) (最低:478kg)
前走時馬体重492kg
POINT筋肉の付き方が素晴らしく、彫刻のように筋肉のラインが浮き上がっている。芝でもやれそうなシルエットで、距離はやはり短めのほうがいいだろう。転厩してから成績がガラッと良くなっているように、馬体面からも成長が見受けられる。肋骨が薄っすらと見えるように、ムダ肉は全く無い120%のデキ。日当たりの関係もあるが毛艶も抜群で体調は絶好調。重賞初制覇に期待している。

エイシンバッケン

(牡5、栗東・中尾秀厩舎)

ヨハネスブルグ
エーシンラージシー
母父シンボリクリスエス
通算成績21戦7勝
連対時平均馬体重511kg (最高:526kg) (最低:496kg)
前走時馬体重524kg
POINT【左後肢の筋肉痛のため回避】今回が初めての立ち写真。非常に大きな骨格の馬で、いかにもダート短距離馬といった雰囲気。パーツごとの筋肉量は抜けて多いわけではないが、全体的に立派なパワー型の追い込み馬だ。曲飛で脚が短く、ピッチが速いので一気に加速して差し脚を伸ばすことができる。トモの張りはまずまずといったところで、能力発揮に支障は無いだろう。キッチリと仕上がっており、順当に上位を狙えるはずだ。

カフジテイク

(牡5、栗東・湯窪厩舎)

プリサイスエンド
テイクザケイク
母父スキャン
通算成績24戦7勝
重賞勝利 17年根岸S(G3)
連対時平均馬体重479kg (最高:484kg) (最低:470kg)
前走時馬体重486kg
POINTずんぐりむっくりした体型で見た目から格好いいタイプではないものの、トモの筋肉は非常に丸みがあって、持ち前の瞬発力にも納得。腹袋の立派な馬であり、ハイペースで消耗戦になればなるほどその底力が生かされるだろう。ドバイ帰りとなるが、十分に間隔を開けての出走で反動は微塵も感じられない。むしろ、気持ち太いくらいの造りになっており、本番までにもう一絞りできれば完璧だ。

キングズガード

(牡6、栗東・寺島厩舎)

シニスターミニスター
キングスベリー
母父キングヘイロー
通算成績26戦7勝
連対時平均馬体重442kg (最高:458kg) (最低:434kg)
前走時馬体重458kg
POINTシニスターミニスター産駒であるが、どちらかと言うと母父のキングヘイローが発現している造りで、ダート短距離を主戦場にしている馬にしては素軽いシルエットを見せている。骨格自体はそれほど大きな馬ではないが、前駆・後躯ともに筋肉量は豊富で、スピード能力は高そう。キャリアを重ねて馬体の張りが良くなってきており、確かな成長を感じることができる。体調も良さそうで、左回りを上手く立ち回れば差はない。

ブライトライン

(牡8、栗東・鮫島厩舎)

フジキセキ
シェリーズスマイル
母父King of Kings
通算成績41戦7勝
重賞勝利 13年みやこS(G3)
12年ファルコンS(G3)
連対時平均馬体重514kg (最高:540kg) (最低:494kg)
前走時馬体重532kg
POINT8歳を迎えたが、息の長いフジキセキ産駒らしくしっかりと好馬体を維持。さすがに全盛期と比較すると見劣りはするが、オープン馬とて恥じない筋肉量をキープしている。曲飛で胴が詰まり気味の体型をしており、末を伸ばすような競馬のほうが向いていそう。肋骨が薄っすらと感じ取れるように仕上がり自体は良い。スピードの絶対値が落ち始めているため、高速決着は厳しい印象。時計のかかる馬場で入着があれば。

七夕賞

プロキオンS

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