関係者の素顔に迫るインタビューを競馬ラボがオリジナルで独占掲載中!

北村友一騎手



プロフィール
【北村友一】
1986年滋賀県生まれ。
2006年に栗東・田島良厩舎からデビュー。
JRA通算成績は70勝(08/04/15現在)
初騎乗:2006年3月 4日 1回 阪神3日 3R ソリッドスウィート(11着/15頭)
初勝利:2006年3月19日 1回 中京6日 7R ゴッドヘイロー


デビュー年に14勝をあげ、関西放送記者クラブ賞を受賞。2年目にも勝ち星を順調に伸ばし、45勝をあげ、全国リーディング23位に入る活躍を見せた。競馬ラボでブログを展開する松田全史助手(領家厩舎)イチオシの若手。




記者(以下、記)北村騎手、よろしくお願いします。

北村騎手(以下、北)よろしくお願いします。僕、あまり話すのが得意じゃないんで、助っ人の方に来てもらいました(笑)。

松田助手(以下、松)(笑)どうも、松田です。領家厩舎で助手やっています。

記:よく存じております(笑)。今日はよろしくお願いします。さて、今回のインタビューですが、オークス・ダービーを中心に北村騎手にいろいろとお話をうかがいたいな、と思います。まずは、北村騎手の印象に残っているレースを、オークスからお聞かせいただけますか?

北:オークスは、レディパステルが勝った年のレースが印象に残っていますね。馬というよりは、騎乗していたデザーモ騎手が凄かったな、と思って。僕もまだ小さかったから、技術的なことは詳しく分からなかったですけど「この人だけ周りと全然違う」っていう風に見えました。

松:俺もあのレース憶えてんねん。デザーモが直線で追う時に、馬の首を持って押してたんやんな?

北:そうみたいですね。迫力がありますよね。



記:そのデザーモ騎手のマネをしてみたり、良いところを盗んでみよう、と?

北:いえ、盗みたいんですけど、マネ出来ませんから(笑)。

記:なるほど(笑)。では次にダービーはどうですか?

北:ダービーで印象に残っているレースは…ジャングルポケットですね。レース内容はもちろんなんですけど、どっちかって言うとウイニングランの時に雄叫びをあげてる格好がインパクトがあって。決め手はそれですね(笑)。

松:思いっきり上向いてたもんな(笑)。でも、あのウイニングランってホンマ、カッコええよな。友一もやってみたいやろ、ガッツポーズ、グワーして。

北:はい、やりたいです。でも、まずは東京競馬場で乗ることから、ですね。僕、まだ東京で乗った事が無いんで。

松:あ、ホンマ。でも、友一は新潟開催のリーディングになってんから、絶対東京も上手いと思うわ。同じような広い左回りのコースやし。すぐ勝てる、すぐ勝てる。

北:有難うございます。じゃあ領家厩舎で、ぜひお願いします(笑)。

松:先生に頼んどいて(笑)。俺、力ないから(笑)。まだ何か聞く事ある?

記:では、北村騎手が今一番欲しいものを教えていただければ。

北:僕、物欲が無いんで…何かな…あー、物じゃなくてもいいんですか?

記:何でもどうぞ。

北:鞍を止める腹帯につけるマークが欲しいですね。今、僕の腹帯は「友一」って漢字で書いてあるんですけど、もっとインパクトのある、ファンの人に覚えてもらいやすくてカッコいいやつがあればいいですね。自分で作れれば良いんですけど、そういうセンスが無いんで(笑)。

松: そしたらファンの人から募集しようや!こういうのは、センスのある人に作ってもらったらええねん。どなたか友一の腹帯マーク制作をお願いします。頼んどいたから、今に作品が届くよ(笑)。

記:(笑)楽しみですね。では、これでオークス・ダービーに関するインタビューは終了します。北村騎手と松田さんの対談は、少し休憩を挟んだ後に行いますので、またよろしくお願いします。

北:はい、分かりました。



★取材日=08/04/15
★取材場所=天下鳥・草津駅前店