皆様、こんにちは!家庭菜園のキュウリを収穫し、次に向けて何を作ろうかと土を耕し始めました。色々な方に聞き、次は人参か大根かなと思いながら今から土を準備し、実のなる時期へと毎日のように水や草むしりをするのですが、ふと、これも競馬に似ているなと思いました。多くの失敗を元に経験を積み、勝利という収穫を目指して土を耕し、毎日の変化を見逃さず、成功させていきます。最後に良い野菜が取れた時にはG1勝利と呼んでもいいほどの達成感がありますからね(笑)。野菜G1に向けて下準備を頑張ります。

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それでは競馬の話をしましょう。先週の中でも注目が大きかったのは札幌記念だったと思います。G1ホースが複数出ていたこともあり、なおかつ白毛馬の対決という点でも注目を集めました。余談ですが、白馬ということからソダシと北海道の名物お土産の白い恋人がコラボをし、ソダシ缶というものが出たらしいので、是非ご注目ください。

そんなソダシが人気を集める中、勝利したのはジャックドールと藤岡佑君のコンビでした。春は破竹の連勝街道からG1では落鉄もあり敗北。そこから休養を挟み、秋のためには負けられない一戦となっていました。しかし、相手はG1馬ソダシやパンサラッサ、グローリーヴェイズにユーバーレーベンと豪華でしたが、全てを倒しての勝利には大きな意味があったと思います。

レースはスタート一番、少し行き脚がつかなくなってしまったパンサラッサのフォローをするようにユニコーンライオンがハナを奪うと内ラチを開けて走り、パンサラッサが遅れてハナを奪いました。それを見てジャックドールは控える競馬となりました。しかし、揉まれるポジションではなかったことで、本来の力を出すことができるのではと見ていました。3番手にはウインマリリンがピッタリと内ラチを背負う形で追走となり4角ではジャックドールが早めに仕掛けていきました。持続できる脚を知り尽くしている鞍上に導かれて逃げるライバルを交わし、秋に繋がる勝利を挙げました。

2着にはパンサラッサが入りました。こちらもドバイでの勝利はフロックではなかったと証明する走りとなりましたが、昔のような荒々しさがなくなってきたのは少し気になります。それは陣営も感じていることでしょうし、世界の矢作が次には手を打ってくると思っています。3着には私の推していたウインマリリンが入る形になりました。まだまだ万全とまではいきませんが、やはり走る馬ですね。今回のレースで本調子へと戻ってくれることを願っています。

前回気になる馬として上げていたアラタも馬場が良ければこれくらいは走れるという証明をしてくれましたし、ソダシに関してはワンターンのマイルがベストと理解できたレースとなり、各馬にとって非常に収穫の多い一戦でした。秋の本番に向けて、どの陣営も土耕しは終了といったところだと思います!

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今週はワールドオールスタージョッキーズが札幌で開催されます。世界から招待騎手が来日する、騎手の祭典になります。その中でも楽しみにしているのは松山君です。デアリングタクトと共に牝馬3冠を制し、今回初出場ということで緊張もすると思いますが、ここでも思い切ったレースをして、是非個人優勝に繋げてほしいなと願っています。招待騎手の何人かはキーンランドCにも騎乗予定ということで非常に楽しみにしています。

そのレースで注目を集めるのはレイハリアになるのではないでしょうか。前走での走りを見ると今回は期待しても良さそうだなと感じていますし、松岡君にとってもここで勝ち切りたいという思いは当然あるでしょう。軽量のトウシンマカオも楽しみです。今回は川田君ということもあり、なおかつ距離短縮は良い方に転ぶと思っています。

人気を落としてくれれば是非狙いたいのがヴェントヴォーチェになります。前走1000mを使ったことで行きっぷりが良くなると思いますし、それをコントロールできる鞍上ということで楽しみしかありません。展開次第ではエイティーンガールも面白いですね。難しいですが、楽しみが多いレースになっています。3年ぶりに開催されるWASJと合わせてお祭り気分を楽しみましょう!