アウィルアウェイ

皆さん、こんにちは。ライター大和屋です。コロナウィルスの影響によるドバイワールドカップデイの中止に驚愕しております。遠征した馬の関係者の皆さんはやらないならもっと早く言ってくれと思っていることでしょう。ルメール騎手なんかは先週の騎乗をキャンセルしてドバイに前乗りしていた挙句、これから2週間騎乗できないことになったそうで、まさに踏んだり蹴ったりというやつでしょう。大きなリスクを背負って馬は海外へ遠征するのですから、もっと早い判断をしてくれればと思います。

世界各国で感染者は増えている現状、いろいろな国で出入国禁止や隔離措置なんかが起きていて、日本国内の競馬開催もはなはだ危うい状況になってきているのかもしれません。ジョッキーに感染者が出た時点で競馬開催は中止になるなんて噂もあるそうですね……。そんな中、今週末に迫ってきました高松宮記念。我が愛馬アウィルアウェイが初G1制覇に挑戦します。

とかいっておきつつ、今年の高松宮記念(G1)はなんとも役者がそろっています。ダノンスマッシュやグランアレグリアの前走の勝ちっぷりを見ると、かなり強い競馬だったことがわかりますし、スプリンターズSの覇者タワーオブロンドン、オーストラリア遠征を中止してこちらの駒を進めてきたフェブラリーSの勝ち馬モズアスコット、その他セイウンコウセイなどG1ウイナーがごろごろしています。

前走重賞を勝ったアウィルアウェイが賞金順位15番目という状況です。なんという好メンバー、そんなに揃わなくたっていいのになあと思ってしまうほど揃ってます。高松宮記念関連の記事なんかを見渡してみても、アウィルアウェイまで手が回らない的な感じの記事ばかりでございます。

とはいえこちらも育ち盛りの4歳の春、昔に比べれば馬体が成長していると、高野調教師も手応えを得ているようなコメントをしています。前走の鋭い末脚を思えば、充分にやれるはずだと思い込むことにしております。何はともあれまずは無事に開催されてくれることを祈るのみというところです。

アウィルアウェイ

現状この強いメンバーを相手にアウィルアウェイがどこまでやれるのか?不安よりも期待のほうが大きいですね。ここで結果が出れば香港遠征なんて話になるかもしれません。実際4月に行われる香港の国際レースに登録しているようですし妄想は膨らみます。他にも距離延長が可能であるならばヴィクトリアマイルや安田記念なんてことも考えられないわけでもありません。恐らく現状ではスプリント路線でいくとは思うのですが、妄想こそが競馬の一番の楽しみといってよいでしょう。

コロナウィルスの影響でオリンピックをはじめ様々なイベントは延期になり、そのことにより新たに様々な影響が予想されます。この先いつまで競馬が開催されるのかもわからない状況ではありますが、まずは週末の高松宮記念の無事開催を祈ります。

先の見えない不安な世の中ではありますが、まだ日本の競馬は開催されていますし、無観客ではありますが、開催を継続しているJRAには感謝するしかありません。こういう世の中だからこそ、エンターテインメントは必要なことだと僕は思います。高松宮記念の無事開催、そして愛馬アウィルアウェイの好走を願いつつ、週末を楽しみに待ちたいと思います。