良化途上も素質に期待!ヴェルデグリーン

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日曜中山9レース・富里特別に出走するヴェルデグリーン(牡4、美浦・相沢厩舎)について、松岡正海騎手に話を聞いた。

10年12月の新馬戦で手綱を取り、デビュー勝ちを飾った。
「元々走る馬だと思っていたし、レースでもその通りの走りを見せてくれました。順調に成長していけばオープンでやれると思っていましたよ」と素質を高く評価する。

しかし、2戦目の若竹賞で2着、続くセントポーリア賞では5着、皐月賞トライアルの若葉ステークスでは13着に敗れ、クラシックに乗ることは出来なかった。

その後、休養を挟んで秋の中山競馬で戦線に復帰。
習志野特別では2番人気に指示されるも11着に終わる。
「久々もありましたが、春に頑張った分、馬がへこんでしまっていたので、立て直すのに時間が必要でした」と振り返る。

それから3戦は津村明秀騎手の手綱で4着3着と徐々に着順を上げ、前走の条件戦で500万クラスを卒業した。

今回は約5ヶ月振りのコンビとなる。
2/29(水)の追い切りに騎乗した感触については
「まだまだ良化途上ではありますけど、その過程のなかとしては良い状態ですよ」とコメント。

「折り合いに問題はありませんし、競馬が上手な馬なので中山の2000ぐらいまではもちますよ」と語るように、コース条件も問題はないようだ。

「素質が高い馬だけに、こちらが求めるものも高くなりますよ。少しずつ状態を戻して体を増やしていきながら、1000万、準オープンと勝ち上がっていきたいですね」と期待を寄せる。